●昨日、csで映画「新聞記者」を見た。レベルの低いプロパガンダ映画。モリカケとか暴行されたという女性の話とかいろいろその当時にマスコミ等で騒がれていたものを集めてあるが、大学の新設動機がBSL-4の施設を作るという話。それが悪の権化みたいにされているが、これ自体が反時代的な発想だ。かつてラッサ熱にかかった人の確定診断をするために血液をアメリカに送らねばならなかったことがあることを記憶しているマスコミ関係者はゼロなんだろう。エボラやラッサ熱などのウィルスを研究しておかねばいざという時になにもできないことになる。反対する人々は無研究を容認するということであり、それは患者が発生したときの対応は無視しろということだろう。BSL-4の施設ができるのならば〝いざという時の備えが厚くなった〟ぐらいのとらえ方をするようでなければならないのだ。それと、記者が情報を得るための手段が送られてくるFAX頼みだし、内調の部屋は暗いなどわかりやすいプロパガンダ要素でいっぱいだ。こんな低レベルの映画がなんか賞を取ったらしいがその賞のレベルも大したことはないという証明だ。主演女優は帰国子女という設定だが、その割には英語はうまくない。韓国からの帰国子女とすればまだ話の筋が通るのでは…。一言でいうと昭和のプロパガンダ映画。
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