リスクゼロを求める裁判所

●高浜原発の稼働が停止したが、要するに大津地裁はリスクゼロを求めたのだと解釈した。
しかし、リスクゼロのものなんてこの世の中にない。車だって、飛行機だって、火力発電所
だってそれなりのリスクは抱えている。リスクを最小にするようにはしているだろうが、
現実的にはありえない。
　で、具体的にどうしたらリスクがゼロになるのか、そこのところは触れていないようだ。
　それにしても、隣接県の住民が原発の停止を求めたわけだが、だとすると、地元の住民が
稼働しないのは生活圏の侵害だとして、訴えた住民を逆に訴えるということも考えられるのでは
と思ってしまうpochiである。



●保育所の問題を見ていると、そんなに簡単に解決するはずはないと思ってしまう。
第一に敷地がない。第二に人がいない。この二点だけをとってみても、簡単ではない。
それに待機児童を完全にゼロにしようと思ったら、流入人口の調整だって必要じゃないの?
例えば1000人を予定していたところに、新しく1万人が流入してきたとしたら…それだけで
計画は崩れてしまう。