【昔書いた詩です】
Date: 2012年3月24日(土) 9:28
小学生のとき。
近くの神社で‥
知り合いの中学生の先輩が。
「暴走族」に‥
囲まれているのを見た。
全員、特攻服。全員、木刀持ってた。
数分前。 先輩は、僕らちびっ子たちに缶ジュース片手にこう言った。
「ついてくんなよ」
これから何があるのか、小坊の僕には全くわからなかった。
事はあらぬ方向へ。
皆が小学校の方へ駆けてゆく。
途中には神社がある。
僕は見てしまった‥
先輩とその連れが‥
数十人の特攻服を着たヤンキー共に囲まれているのを‥
うんこ座りをした先輩と目が合う‥
何がなんだか‥
さっぱりわからないまま。
僕は小学校の方へ駆けて行った。
あれから10年‥
「ヤンキー」という存在を知ったのは‥
それから間もなくのことだった‥
どこの学校にも。どこの街にも。
必ず、いる。
髪は茶髪に、ピアス。 煙草を吹かしながら周囲の人間を威嚇する‥
「ヤンキー」
一際、目立つその存在に‥
人は、関わりを避けるしか、方法がない。
社会に反発してるのか。何が不満なのか。
しらねえけど。
とにかくビビるわ。出来れば地球外で暮らして欲しいわ。
特別、悪さするばっかりの奴だらけではないけれど‥
その厳つい姿に。
人を切り裂くような目つきに‥
僕らは黙って‥
赤い旗を上げるしかないのだ‥
何を隠そう、奴らは喧嘩のプロ。
喧嘩する為に生まれてきたようなものだ。
下手に逆らうもんじゃない。
自分もヤンキーには嫌な思い出が多い‥
絡まれては頭下げ。反発してみればぶん殴られ‥
頼むから‥
いなくなってくれよ‥
何度思ったことか。
しかし大人になれば‥
ヤンキーも子供もおばちゃんも‥
不思議とおんなじように見えてくるわけで‥
あまり、学生時代みたいに‥
「うわ、ヤンキーだ」とか。思わなくなった‥
つーか、最終的に‥
奴らは勝ちたいんだろ。
喧嘩で俺らに勝ちたいんだな。
殴られたり蹴られたり。
痛い思いはしたくない。
したらば、それに打ち勝つ方法を考える。
待てよ?
「喧嘩」って言ったよな?
格闘技でもボクシングでもないよな?
確か昔‥
「喧嘩にルールはない」って。
聞いたことがある。そうだなそれなら。
「勝てる」
まずは鉄則として。口を開かない。
沈黙のまま‥
相手の目とキ◯タマを‥
つまり急所を突くんだ。
でもそれがあまりにえげつなかったら‥
畳み込めばいい。
勝負はつかの間。一気に攻めて黙らせる。
なんちゃって。
喧嘩なんて、しないし、怖いし、出来ません。
痛いし。馬鹿じゃないの。
でもいざとなれば‥
あんまり、負ける気がしない。
ヤンキーといえど人間。
家帰れば、オ◯ニーしてんだから。
集団で来たら逃げればいい‥
いつの時代も現れる「ヤンキー」
中にはすごぃいぃ奴だってたくさんいる、
ヤンキーを否定するのは違う。
カッコィィ奴もたくさんいる。
でもあんまり調子に乗る奴とか。意気がる奴は。
頼むから‥
おまえらの強さ、怖さはわかったら‥
頼むから‥
「地球の外でやれ」
そして息絶えろ。赤ん坊から人生やり直せ。
~ヤンキー~
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