どうやら雀の勝ちのようです。

ポテ母です。
昨日、ツバメの卵が1個割れてた・・・と言うことをお話しましたが、今日は2個割れてしまいました。
おかしいな・・・と思い、木の影から巣を見ていると・・・。
ツバメが巣を留守にした隙に雀が来て、巣をいじってます。
どうやら、それで落ちたようですね。

ツバメも交代で温めればいいのに・・・。
巣を空っぽにするから・・・・。

まぁ、仕方ないです。
結局、みんな落とされてしまったようで、ツバメは巣を放棄しました。
せっかく板を打ってあげたのに・・・・。

今年はこれで繁殖は終わりではないかと思います。
1回、孵してるわけですからね。
欲を言ったらキリがありません。
ご苦労様でした・・・というところでしょう。

そうそう、実家の母にこのことを話したら、こんな昔話を教えてくれました。

むかし・・・・鳥の神様が病気になりました。
スズメは取る物も取りあえず、真っ先に駆けつけたそうです。
なので、顔も洗わずに駆けつけたので、スズメの顔は泥で汚れていて茶色いのだそうです。
神様はいの一番に駆けつけたスズメに褒美をあげたそうです。
秋、お米が実る頃、一番先にお米を食べて良いと・・・。

キツツキは身なりを整えるのに時間がかかり、一番最後になったそうです。
体は赤くて綺麗で、あんなに一生懸命木をつついても、一日に3匹の虫しか食べられないのだそうです。

スズメは鳥の中で一番偉い・・・のだそうです。
だから、しょうがないんだよ・・・って・・・。
母の昔話ですからうろ覚えのところもあるかと思いますが、あらすじは合ってるのではないかな・・・。

野生の鳥の事ですから、誰が悪くて、誰が良い・・・なんて事はないのだと思います。
ただ、一生懸命作ったのにな・・・って・・・残念です。



我が家から巣立って行った1期生のツバメたち。
毎日、朝夕は家の前の電線に止まって元気な様子を見せてくれます。
これから、いっぱい栄養を摂って南の国（聞くところによるとシンガポールあたり）まで帰る体力をつけなくては・・・。
ガンバレ！