ヴェルドン河ダム湖『Lac de Caudanne コーダンヌ湖』
『Rougon ルゥゴン村』
『Rougon ルゥゴン村』全景
岩山の頂上が城址
城址
村はこの向こう側で見えない
城壁の一部が確認できる
『村役場』
のどかとしか言い様がない役場
『Chapelle Saint-Christophe 聖クリストフ礼拝堂』
ロマネスクの時代の優美な礼拝堂がポツンと
もはや山の中の限界集落の趣
集落と城址 遠景
※ ※
『Sainte-Croix du verdon サント・クロワ・デュ・ヴェルドン村』
グラン・キャニヨンの出口
サント・クロワ胡の入り口
湖自身の名を名乗る村
夏のシーズンの賑わいは実に楽しげ
※ ※
『Entrevaux アントルヴォー村』
まさに絶景
この世の奇観
川から村が
背後に向かってどんどん高くなり
城山に通じる
まず
石落としの付いた城門をくぐって橋を渡って
村に入る
集落の中に入り
集落の中を通り抜け
ジグザグの坂道を要塞まで登る
この要塞は
17世紀ルイ14世の御代
王室技術部隊ヴォーバン元帥の手になる
欧州中に同形式の要塞建築が広がり
ついには
札幌に五稜郭まで作った要塞建築
この要塞建築は
平地の完成形の星形要塞ではなく
あくまで
山城の形式
綴れ織りの坂と階段を上り詰めて
要塞の入り口
この村は
かつては重要な戦略的拠点で人口も多く
18世紀末までは司教座で大聖堂が残っている
『cathédrale Notre-Dame de l'Assomption 被昇天の聖母大聖堂』
外観の素朴さにたがい
内部は
18世紀末まで大聖堂であったことを彷彿とさせる
村の要の位置に大聖堂があり
そこから先は要塞への進入路
Photo : ⓒverdontourism
※ ※
『Saint-Martin de Brômes サン・マルタン・ド・ブローム村』
村の俯瞰
『時計塔』
明らかにかつての城の一部だろう
城の面影を想像することは難しい
『Eglise Saint-Martin de St-Martin de Brôme 聖マルタン教会』
ロマネスクの時代の見事な教会
村の中
ここにも「苔むす噴水」がある
これは
1847年と彫りこまれている噴水
教会の正面進入路
時代を感じさせてくれる甍の波
町外れの「祠」
※ ※
『Comps-sur-Artuby コン・シュー・アルテュビー村』
丘の
ほぼ頂上に堂々と聳え立つのは
礼拝堂
『Chapelle Saint-André 聖アンドレ礼拝堂』
13世紀建立の『テンプル騎士団』の礼拝堂
したから近づくと
こう見える
内部は素朴で純粋
小さな村とはいえ
教会は他にもいくつもある
『Eglise Saint-Didié 聖ディディエ教会』
建立は12世紀
『Chapelle saint-Jean 聖ヨハネ礼拝堂』
今は
既に教会としては使われていない
『Eglise sainte-Philomène 聖フィロメーヌ教会』
『Chapelle Saint-Jean 聖ヨハネ礼拝堂』
12世紀建立
いずれも
建立当時の「ロマネスク様式」の姿が今日まで保たれてきた
素晴らしい文化財
この村のアクセスで
「ヴェルドン河」の支流『アルテュビー川」を渡る橋がある
『Mauvais Pont 悪い橋』
多分細くて水面下が高い「危ない」橋だから
そういう名前が残ったのだろうと
勝手に考えている
さらに村のすぐ近くの小さな流れ『スッシュ川』を
渡る橋もある
『Pont de la Souche スッシュ橋』
これらの橋も
上記の教会達と同じくらい古い橋なのだ
※ ※
『Saint-André les Alpes サン・タンドレ・レ・ザルプ村』
サン・タンドレ・レ・ザルプ 全景
「アルプスの聖アンドレ」
と言う
ありがたい名前の町です
『Lac de Castillon カスティヨン湖』
ヴェルドン河の三つの人工湖の
最北端
写真の湖水は凍っています
この辺りは
『Alepes-Haute-Provence アルプス・高プロヴァンス』
と言う県で
もっとも北端です
「Crète de la Charmette シャルメット尾根」
を背景に
『Eglise St-André les Alpes アルプスの聖アンドレ教会』
尖塔屋根まで石葺き
『Eglise de Courchons クールション教会』の廃墟
当然夏は賑わう
7月の青空市
『Sentinelle de Tortone トルトーネの見張り兵士』
平板切石乾積み造りの
背後の尾根のモニュメント
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