賛美の心

こちらでは賛美、礼拝、心を主の前において静まり、まことの心で神様を賛美することだけです。

クリスチャンの結婚 – 神様の御言葉が夫をお戻しくださった

2020-12-03 16:13:44 | 信仰生活

 私の夫は見た目がよいだけではなく、高学歴で、よい仕事に就いています。さらに、かつては兵士で、戦場に行った経験もあります。夫は外見、教育、知識の面で私を上回っています。息子が生まれてからは、夫は仕事から帰宅すると、いつも、洗濯物を手伝ってくれたり、食事を作ってくれたり、息子の世話をしてくれたりしました。夫は息子と私をとても愛しており、本当によき夫で、よき父でした。当時、私は自分のことを世界で最も幸せな女性だと思っていました。私は幸せで、こんなに素晴らしい夫を持っていることを自慢に感じていました。しかし、幸せな一方で、いつか、夫が悪い風潮に従い、別の女性に心を奪われ、私を裏切る日が来るのではないかと、やや不安と危機感を持っていました。

 当時、夫は政府機関のある部門の部門長から、商業グループの副社長に突然昇進しました。夫がこの知らせを伝えてくれたとき、私は嬉しさと同時に心配になりました。嬉しくなったのは、夫の昇進により、名声と社会的地位、そしてお金が手に入るからでした。また、さらによい生活をすることができ、他人が私達を崇めると考えたからでした。一方、不安になったのは、夫が部門長であったとき、仕事のために夜中に帰宅することが時々あり、副社長に昇進すると、接待が多くなり、息子や私の面倒を見ることができなくなること、そして社会には愛人を持つ人が多く、特に、裕福で、有名で、社会的地位がある人々はこの悪い風潮に従う傾向にあること、さらには夫の地位が高くなるほど、よりさまざまな人と出会うこととなり、この悪い風潮に一層従いやすくなってしまことを考えたためでした。これについて考えると、幸福感が突然消失し、その代わりに、不安と恐れで胸が一杯になり、不吉な予感がしました。

 夫が新しい幹部職に就いてから、社会的地位は高まり、より多くの権力を手にするようになりました。目標を達成するために、中間管理職の女性が、一緒に食事したり、お酒を飲んだり、踊ったり、歌ったりして夫を喜ばせるようになりました。最初のうちは、夫もこの退廃的な生活と社会現象に抵抗、憤慨し、それについて強い絶望感を覚えると私に幾度となく言っていました。しかし、徐々に、夫は度重なる誘惑のため、この生活に堕ちないでいることはできず、ご馳走や快楽を求める人生を送り、飲んだり、快楽に浸ったりし始めました。ときには、夜、帰宅しないことすらありました。私は精神的なトラウマとなり、精神崩壊の危機に瀕しました。夫が私にもたらした幸福感はなくなっていました。ある日、息子が「ママ、どうして僕はお父さんに一週間も会っていないの?」と尋ねました。息子の心を傷つけないよう、私は嘘を付き、「お父さんはお仕事で忙しくて、あまりの忙しさに、夜遅くなってから帰宅することがあります。あなたは朝早くに学校に行くからお父さんに会わないのです」と言いました。こう言った後、私は言いようのない悲しみと痛みを胸に感じました。今、私達はお金、名声、社会的地位を手にしましたが、夫は私達から益々遠ざかっていました。これを考えると、かつて感じたことのない孤独と痛みを感じました。私は残りの人生をこのような痛みの強い人生の中で生きていかなければならないのでしょうか?かつて夫が私にもたらしてくれた幸せを思うと、この結婚を諦めたくはありませんでした。離婚の危機に瀕したこの結婚を救うため、次の3原則について夫に交渉しました。1つ目は、夜に接待があるときは、午後9時までに帰宅すること。2つ目は、週に3回は息子と私と一緒に夕食を取ること。3つ目は、浮気をしたら、家の敷居をまたいではならないこと。夫はすぐに同意したものの、夜遅くに帰宅する回数は全く減らず、以前と同じ生活を続けていました。夫が時間までに帰宅しないと、夫と口論になることがあり、そのため、私達の家族から平和な暮らしがなくなりました。夫と私の心は益々離れていきました。かつて、友人や親戚から羨望の的であった私達の家族がこのように壊れてしまったことを目の当たりにし、私は胸が張り裂けるように感じ、失望しました。私は心の中で、「この辛い人生はいつ終わるのだろうか?」と考えました。2012年、私が絶望しているとき、ある人が私に福音を伝道し、私は神様を信じるようになりました。その後、私は、これらの言葉を読みました:ひどく汚れた国に生まれ合わせて、人は社会に駄目にされ、封建的倫理の影響を受け、「高等教育機関」で教えを受けてきた。後ろ向きの考え方、堕落した倫理観、さもしい人生観、卑劣な哲学、全く価値のない存在、下劣な生活様式と習慣──これらはすべて人の心をひどく侵害し、その良心をひどくむしばみ、攻撃してきた。その結果、人はますます神から離れ、ますます反対するようになった。 

 これらの言葉を読み、夫がひどく堕落してしまった理由は、サタンが人々を腐敗させるために使う邪悪な社会的な風潮のためであることを明確に悟りました。現在、「人生は短いのだから快楽を求めてその日を生きろ」「女性は悪くなると富を手にし、男性は富を手にすると悪くなる」「家庭での赤旗は下がることはないが、家の外のさまざまな色の旗はそよ風の中ではためいている」などの言葉が社会全体でよく使われています。これらの邪悪な悪魔のような考えは社会的な風潮になりました。この社会的な風潮の影響を受け、人類全体が益々邪悪で、堕落したものになっています。当初、夫は家族の面倒を見て、私のことを気にかけることができました。しかし、昇進に伴い、誘惑に耐えかねて、邪悪な社会的な風潮に従い、徐々に自分を見失い、豪勢で贅沢な生活にふけり、完全に私達を顧みなくなりました。夫だけではなく、腐敗した人類全体が、がっしりとサタンにコントロールされ、それに抗うことも、そこから自由になることもできずにいます。この邪悪な社会的な風潮により、人々は、正常な人間性が持つ平凡でシンプルな生活を送ろうとしません。その代りに、邪悪なものを支持し、高い社会的地位や莫大な富を楽しみ、肉の欲望にふけり、欲を満たすために興奮できるものを追い求め始めています。その結果、彼らは人間性もなく、堕落の一途を辿っています。さらに悪いことには、家族関係は崩壊し、彼らの霊は一層空虚で痛み多いものになり、平和や幸せを感じず、益々疲労を感じるようになっています。かつて、最高の夫、賢く従順な子供、名声、富を持つ私は世界で最も幸せな存在であると常々思っていました。事実に直面し、名声や富、物質的な快楽を得たとしても、私達は不幸で、傷付いていることに気が付きました。しかし、どうしたら幸せを取り戻すことができるでしょうか?私は、「かつては夫と口論や喧嘩をしたが、それでは彼を取り戻すことはできない。夫を取り戻し、ひいては結婚生活を取り戻すために私な何をすべきか?」と自問しました。

 その後、 また別の言葉を読みました:「言葉」という語は単純でありふれたものだが、肉となった神の口から出る言葉は、全宇宙を揺るがす。神の言葉は人間の心、その観念や古い性質、全世界の古い姿を変える。…これらの言葉と、この働きはみな、人間が救われ、神の心を達成し、古い創造の世界における元々の姿を変えるためのものである。神は言葉により世界を創り、全宇宙の人間を言葉により導き、言葉により征服し、救う。ついには、言葉により、古い世界全体を終わらせる。そのときはじめて、経営「救いの」計画が完了する。これらの言葉から、神様は最初に、御言葉により世界をお造りになり、今日、神様は御言葉により私達をお導きくださっていることを理解しました。神様の御言葉のお導きを離れたとき、私達は何が義で、何が邪悪であるかを明確に区別することができなくなりました。そのため、私達は邪悪な風潮に従い、それによる苦しみを味わっているのです。かつては、さまざまな努力やあらゆる手段により、夫を取り戻そうと努力しましたが、どれも失敗に終わりました。この事実に直面し、私のやり方に頼って夫を取り戻し、私達の結婚を救うことは不可能であることが分かりました。同時に、神様によるお救いを受けるために、神様の御前に来ることによってのみ、夫はすべてを見透かし、邪悪な風潮の欺瞞や苦しみを取り除くことができ、神様の御言葉だけが夫の失われた心を目覚めさせ、サタンによる邪悪な風潮から彼を救うことができることが分かりました。私の結婚生活が今後どうなろうと、神様に委ねることにしました。それ以降、私は自分のやり方で夫をコントロールしなくなりました。家族内の口論は徐々になくなっていきました。私はかつて感じたことのない安堵感と解放感を覚えました。神様にお祈りし、神様の御言葉に頼り夫との間の問題を解決しようとすると、神様は私の祈りをお聞き届けになり、環境を実際に整えてくださり、私に道をお開きになってくださいました。

 2013年になり、私は夫に神様の御言葉の証を立て、神様の御言葉を夫に見せました。神様の御言葉を私と一緒に読むことにより、堕落した放蕩生活を送った理由は、サタンによる邪悪な風潮によるものであることを夫は理解しました。夫は自身の楽しみのためだけに生きており、私達を完全に無視することさえあり、そのため、家族関係がもろくなりました。夫はこれまで彼がしてきたすべてを後悔し、神様の御前に来て、祈り、悔い改めました。徐々に、夫は徹夜で家を空けることがなくなってきました。夫に時間があるときは、自宅で息子や私と過ごし、あらゆることについて共に話し合いました。他人が夫を豪華で高級な場所に招待したときは、神様の御言葉に頼り、それらの誘いを丁寧に断りました。夫が誘惑され、惑わされるときは、神様の御言葉から、これらのことを神様が忌み嫌われることを知っていたため、邪悪な性情を裏切れるよう、神様に祈ることによりこの試練に耐えました。夫が変わったのを目の当たりにし、私は心の中でとても喜びました。神様の御言葉が真理であり、道であり、いのちであり、また、神様の御言葉は人々の心、霊、かつての考え、かつての性情を変えられることが本当に分かりました。今、私達は神様の御言葉を読み、意見を交わし、共に経験し、互いに助け合っています。また、神様が私達にもたらしてくださったお救いをより多くの人に証言するため、私達は教会で互いの本分を尽くしています。

 夫を元にお戻しくださり、私達の結婚をお救いくださったのは神様の御言葉でした。私はとても多くのことを経験したため、神様の御前に来て、神様に頼り、真理を求め、神様の御言葉に従い生きることによってのみ、多くのことを見透かし、いのちの正しい道を歩むことができることが分かりました。心の中で本物の平安と喜びを味わい、真実の幸せを得ています!


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