路上の上。

愛車KLE400との旅路をメインに、日々雑多な出来事の独り言。

大分県北ツーリング1 大分県産のお酒と宇佐のマチュピチュ。

2016-05-15 14:18:07 | ツーリングレポート

2016年5月12日木曜日 快晴。

 久し振りのまったく予定のない休日が取れた。
まったくかといえば、まぁ妻には少し言われたがこの五月晴れの下を走れないというのは心残りである。
理解してもらい午前9時前には出発することができたが、遠くまで行くには少し遅い時間帯だ。
 給油を済ませ、田川郡赤村から油木ダムへ至る県道418号を南下し県道451号を経て国道500号野峠へ。
国道496号の長い下りを山国へ向け走る。
険しい狭路区間が終わり開けた集落付近まで下りてくると道路状況はグンと良くなる。
まったく車は走っておらず、空は青く高く、新緑がとても美しい。
パラレルツインの気持ちよいパルス感とちょっとガチャガチャとうるさいエンジン音がなんとも良い。
ゆっくり流して給油してから最初の休憩地の道の駅「やまくに」へ到着したのは午前11時前だった。


◆道の駅「やまくに」

 ここの人気はリーズナブルなバイキングレストランだけど、まだ営業時間前とあって道の駅内は閑散としていた。
一応、カップヌードルと調理火器一式持参しているが、どこかで食べてもいいなと思っていた。
この道の駅のレストランは、昨年息子とツーリング時に利用したきりで、その後リニューアルされている。
少し待って食べても良いかなとも思ったが、金曜日が唐揚げの日と書いてあった。
今日は木曜日である。
食べるなら金曜日の方がお徳なのだろうと思い、金曜日に来れる時に来てみようと止めた。
まだ、ツーリング前半で荷物が増えるのは嫌だったが、何となく目に付いたお酒を買ってしまった。


◆日田市のクンチョウ酒造の純米酒と、宇佐市の三和酒造の麦焼酎。

 どちらも、お試しで呑むには丁度良い量と価格だったので思わず買ってしまった。
「薫長」の方はぬる燗で呑むのがオススメらしいが、きっと常温で呑んでしまう気がする。
「西の星」は、大分むぎ焼酎「いいちこ」で知られる酒造メーカーのカップ焼酎。
宇佐産大麦ニシノホシを原料にした麦焼酎でアルコール度数20度とマイルドだ。
普段呑みで買う際、「焼酎なのにアルコール度数が低いとは何事か!」とプンスカしてしまう私だが、
まぁ手頃なカップ酒で大分県を感じるのであれば良しという旅先で大らかな心持になっている。

 荷物を増やし、再びKLEを走らせる。
特に目的地を決めてはいないが、ノン給油で帰りたいとなると走行距離250km付近で考えないと足が出る。
 国道212号を東へ進み、「唐揚げもいいな」と漠然に思いながらも進路を中津ではなく県道28号に折れ南へ。
耶馬溪の美しい新緑を楽しみながら玖珠町まで至った。
玖珠まで来ると、今度は九重、三愛方面へ足を伸ばしたくなるが自重する。
国道387号を院内方面へ進む。


◆国道387号沿いから椎屋耶馬渓方面を望む。空の青さと新緑が眩しい。

 更に進むと「宇佐のマチュピチュ」という看板を見止めた。
はて、そんなのあったっけ?と思いながら案内表示にしたがって展望所に向った。


◆綺麗に整備された「宇佐のマチュピチュ」展望所。

 誰も居ないが、近年整備されたばかりであろう綺麗な展望所があった。
駐車場は道路沿いにあり、傾斜になっているから二輪車の駐車は注意が必要だ。
展望所に上って見るとこのあたりの集落が一望できた。
また、一応説明書きもある。


◆まずは、マチュピチュの写真と説明書き。


◆展望所からの風景


◆展望所からの風景アップ。

うん、どうなんだろう?
しかし、宇佐市の観光に対する思いは少し分かったような気がする。

つづく。