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路上の上。

愛車KLE400との旅路をメインに、日々雑多な出来事の独り言。

内大臣林道日帰りツーリング。

2013-10-23 05:51:32 | ツーリングレポート

2013年10月20日 日曜日 曇り。

 午前6時に目が覚めた。
地元では秋のお祭りで昨夜から騒がしく、我が家の子ども達も祭りの法被を着て張り切っている。
妻は町内会の炊き出しで借り出されて忙しい様子。
私?まぁ協力すべきことはしたので今日はちょっと遠慮させていただこうと思います。
となると、今日の貴重なお休みがポッカリ予定が空いていることになる。
体を休めるのも仕事のうちだと思うが、静かにバイクに乗る準備をすることにした。
午前7時30分。
タンクバックに携帯コンロとカップヌードル、水におにぎりなどを詰め込んで出発。
ウェザー〇ュースの予報は当てにならないと思いつつ、熊本地方の晴れ予報を信じて雨具はあえて持って行かなかった。行く先は漠然と阿蘇方面とだけ決め手南下を始めたが、途中から今年5月に走った内大臣林道でも行ってみるかと思い始めた。少し距離があるが、年内に内大臣林道を走るにはこの機会しかないのではないかと思ったからだ。
そうと決まればアクセル開度が大きくなる。日田スカイファームロードを経由して午前9時過ぎには道の駅小国へ到達。
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◆日本初の木造立体トラス構造全面ガラス張りで建てられている道の駅小国。
少し休憩して、再び走り出す。
とにかく天気予報に反して曇りで高所は小雨が降り、路面は斑に濡れている。気温も低めで体温が奪われ疲労も増す。腰にカイロを貼っておいて正解だった。そういえば朝ごはんを食べていなかったなぁ。阿蘇を抜け、山都町に入り午前11時には道の駅清和文楽邑へ到着。
Photo_2
◆付設の文楽館へは、なぜか足が向かない・・・
少し休憩して県道153号にて内大臣へアプローチする。山間部の田園を抜けて暫くすると一車線ギリギリの絶壁に這うように連なる細いクネクネ道が現れ、秘境ムードを演出する。バイクだからそれほど苦にはならないが、車だと走りたくない正に酷道である。やがて内大臣林道入り口に到着。
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◆入り口前にある看板。
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◆林道入り口の通行止めの立て看板。間違って普通乗用車が乗り入れるのを防ぐのには有効かもしれない。
仰々しい通行止めの立て看板で如何なる者の進入を拒んで結界を張っているが、その結界を中和しつつKLEを林道へ押し進める。5月に走った時よりずっと走りやすい。まぁ、タイヤ新品だし当たり前かwと思いつつ林道走行を楽しんだ。
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◆名所の一つである渓谷の廃墟。まだ崩れず建っていた。
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◆古いマップルではチッソ目丸発電所とある。エンジンを切ってみると、低く唸るような音が発電所から聞えて薄気味悪い。

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◆昔は水が結構沸いていたそうだが、現在は・・・。少なくとも飲料水にはできないと思われる。

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◆午後12時30分、川原に下りて昼食の準備。ようやく食事にありつける。
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◆早速お湯を沸かす。
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◆本日のランチ。カップヌードルが冷えた体を温めてくれる。
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◆椎矢峠付近まで来ると既に紅葉の絨毯が広がっている。確実に秋は深まっている。
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◆午後1時30分頃、椎矢峠到着。今日は誰も居なかった。
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◆椎矢峠から今走ってきた熊本方面の道。このように絶壁に沿ってガレた林道が峠まで続く。

椎矢峠で少し休憩し、宮崎側の下りを楽しんだ。途中、ガンガン飛ばすオフ車の集団と擦れ違う。自分の腕とKLEで同じ事をすると間違いなく谷底に落ちるなと思いながら停車して通過するのを待った。熊本側からの上りと違い、宮崎側の下りの路面状況は良好である。但し、今日は雨の影響で水溜まりが多かった。もうビショビショである。程なく舗装路に出て、内大臣~椎葉林道の旅は終わりを告げる。ここから、国道265号まで出るのが罰ゲームのように椎葉ダムの縁をグルグル走らされること約20km。これでかなりの体力を削られる。更にここから200km下道での帰路となる。いつもながら帰路は修行そのものだ。無事故無違反で元気に家に帰るまでがツーリングというもの。ヘロヘロになりながら帰宅したのは午後6時30分頃だった。
Photo_5
◆帰路の途中の休憩中、泥だらけになったKLEを眺めて、少し嬉しかったりする。こういう車はピカピカに磨き上げているより泥で汚れている方が格好良い。


本日の走行距離 467km
本日の旅費 2506円

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