![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/4e/f6c9350b7c89bf83d1d1e57a8508dba7.jpg)
大晦日ですね。
いよいよ2012年も、余すところわずか。
皆さんの今年は、どんな年だったでしょう?
僕の2012年は、やたら忙しくなった年でした。
ひたすら走り続けた1年だったと言って良いと思います。
限られた24時間の中で、自身のタイムマネジメントが問われた年でした。
締め切りが守れないのは、今に始まったことではないのですが。
今年は、なかなか一人でパソコンに向かう時間が取れなくて。
あちこちの締め切りを破り、たくさんの人にご迷惑をおかけしました。
いろいろ役割が増えてしまったのが、やはり辛いところです。
学内でも、学外でも、会議が増えてしまって、スケジュール調整が大変です。
あっちこっちへの移動だけでも、なんか疲れてしまいます。
それでも僕は、昨年よりは、はるかに元気です。
今年は、自分なりの希望や目標がハッキリあるからでしょう。
昨年2011年は、身も心も本当にボロボロの年でしたけど。
今、京都の実家に来ています。
持参したノートパソコンで、ただただ一日中原稿を書いています。
老いた母とふたり、ゆっくり新しい年を迎えたいと思います。
★
どうぞ、良いお年を…とご挨拶したいところですが。
残念ながら、訃報が飛び込んで来ました。
谷中輝雄さんが亡くなられたようです。
病院PSWを辞めて、やどかりの里を立ち上げ、社会復帰施設のモデルを創りました。
日本PSW協会の理事長や、全国精神障害者社会復帰施設協会の会長も歴任されました。
大学で教鞭を執りながら、精神保健福祉士養成校協会の会長もお務めでした。
そのご経歴と軌跡から、アクティブでエネルギッシュな印象が、どうしても強い方ですが。
熱いハートを秘めながら、とても静かに、穏やかな笑みを浮かべて話す方でした。
精神障害を有する方の「ごく当たり前の生活」を、ずっと追求していた方でした。
何も無かった時代のこの国で、茨の道を切り拓いてきた、偉大なPSWのひとりです。
巨星墜つ…、思わずそんな言葉が脳裏をよぎります。
生前のご厚誼とご指導に感謝しつつ…、合掌。
仕事のことで頭が一杯なのは悲しいですね。
ご家庭では、ご家族との大切な時間をすごしましょう。