第21回アジア太平洋ソシャルワーク会議が、本日より開催されます。
国内のソーシャルワーク団体・関係者と、この間準備を進めてきました。
東日本大震災のため、一時、中止か開催かの選択を迫られました。
国際会議を開催する力があるなら、被災地支援に全力を注ぐべきという意見もありました。
海外の関係者からも、参加や渡航を躊躇する声も聞かれました。
地震そのものよりも、福島の原発事故への懸念が、なかなか払拭されませんでした。
結局、災害時におけるソーシャルワークの役割を、この機会に正面から問うこととしました。
被災国だからこそ開催を決行するということを、海外にも発信していきました。
ニュージーランドや中国、インドネシアやフィリピン、パキスタン、バングラディッシュ。
この10年だけでも、アジア太平洋地域で死者・行方不明者1000人以上の大災害は23を数えます。
どの国にとっても、災害は彼岸の他人事ではありません。
それぞれの経験を語りながら、ワーカーにできることを共有できればと思います。
プログラムは、基調講演・全体シンポのほか、多数の特別シンポジウムが組まれます。
「災害とソーシャルワーク」
「ソーシャルワーク国際定義の再検討」
「障がいとソーシャルワーク」
「サービス・デリバリー・システム」
「ソーシャルワーク実習教育」
「アジェンダ・ビルディング」
「アジア太平洋と日本の精神保健福祉」等々…。
国内外24カ国、約600人の参加者が登録手続きを済ませています。
口頭発表の分科会は33セッション126題、ポスター発表も84題寄せられました。
日本精神保健福祉士協会も、ボランティアを含め50名体制で運営にあたります。
なんとか開催にこぎつけた以上、成功させたいと思っています。
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APSWC21(第21回アジア太平洋ソーシャルワーク会議)
■会期
2011年7月15日(金)~7月18日(月)
■会場
早稲田大学 早稲田キャンパス
(大隈講堂、国際会議場、井深大記念ホール、11号館5~8階)
リーガロイヤルホテル東京
■主催
アジア太平洋ソーシャルワーク教育連盟 (APASWE)
国際ソーシャルワーカー協会(IFSW)
■事務局
第21回アジア・太平洋ソーシャルワーク会議 運営事務局
〒102-8481 東京都千代田区麹町5-1 弘済会館ビル
TEL:03-5216-5303 FAX:03-5216-5552 E-mail: apc21@congre.co.jp
■大会組織委員会
大橋謙策 大会長 ソーシャルケアサービス従事者研究協議会 代表
山村 睦 大会副会長 社団法人日本社会福祉士会 会長
竹中秀彦 大会副会長 社団法人日本精神保健福祉士協会 会長
笹岡眞弓 大会副会長 社団法人日本社会医療事業協会 会長
鈴木五郎 大会副会長 日本ソーシャルワーカー協会 会長
橋重宏 大会副会長 社団法人日本社会福祉教育学校連盟 会長
白澤政和 大会副会長 社団法人日本社会福祉士養成校協会 会長
谷中輝雄 大会副会長 社団法人 日本精神保健福祉士養成校協会 会長
日本社会福祉専門職団体協議会 (社専協: IFSW メンバー)
社専協は、日本社会福祉士会、日本精神保健福祉士協会、日本医療社会事業協会、日本ソーシャルワーカー協会で構成される日本のソーシャルワーカー連合体で、4団体が一体となって国際活動に取り組んでいます。
日本ソーシャルワーク教育連絡会(ソ教連)
ソ教連は、日本社会福祉教育学校連盟・日本社会福祉士養成校協会・日本精神保健福祉士養成校協会で構成される日本のソーシャルワーク教育機関の連合体です。日本社会福祉教育学校連盟が中心となって国際的活動に取り組んでいます。
■会議テーマ
『ソーシャルワークの新たな地平:共生と連帯』
ソーシャルワークは境界線を超える- 国境を、異文化間を、理論と実践の間を、「熱いハート」と「冷静な頭」の間を。
さらに境界線は、「階級、人種、肌の色、性別、言語、宗教、政治上あるいはその他の見解、国籍もしくは社会的出身地、財産、門地その他の地位」等の間にも引かれている。
これら境界線を超えた共生こそ人間と人間社会の本質・真髄であり、連帯はこれを実現し保障するための必須条件である。
また境界線は、実践、制度政策、学問その他それぞれの分野の間にも引かれている。
これらの境界線を、連帯をもって超えることがソーシャルワークの基本的原理であり、倫理なのである。
■大会プログラム
●1日目(7月15日:金)
14:00 登録デスクオープン
15:30 開会式
16:30 基調講演(17:30まで)
18:00 ウェルカムレセプション(20:00まで)
●2日目(7月16日:土)
08:30 登録デスクオープン
09:00 全体講演
10:30 コーヒーブレイク
11:00 口頭発表・ワークショップ・ポスターセッション
12:30 昼食
13:00 フィールドビジット(18時頃まで)コース情報
14:00 口頭発表・ワークショップ・ポスターセッション
15:30 コーヒーブレイク
16:00 口頭発表・ワークショップ・ポスターセッション(17:30まで)
●3日目(7月17日:日)
08:30 登録デスクオープン
09:00 シンポジウム
10:30 コーヒーブレイク
11:00 口頭発表・ワークショップ・ポスターセッション
12:30 昼食
13:00 フィールドビジット(18時頃まで)コース情報
14:00 口頭発表・ワークショップ・ポスターセッション
15:30 コーヒーブレイク
16:00 口頭発表・ワークショップ・ポスターセッション(17:30まで)
17:30 APASWE総会
18:30 バンケットディナー(21:00まで)
●4日目(7月18日:月)
08:30 登録デスクオープン
09:00 口頭発表・ワークショップ・ポスターセッション
10:30 コーヒーブレイク
11:00 閉会式(13:00まで)
※同時通訳は日本語・英語・韓国語を予定。
※プログラム詳細は、ホームページをご覧ください。
http://www.apswc2011.org/ja/index.html
※画像は、初日の舞台、大隈講堂。僕は、開会式の司会をやる羽目に…。
震災復興しようがしなかろうがシンポジウムの必要性は変わらないんだし。
そんなこと言うやつはコンビニでペットボトル買う時も「そんな金あるなら被災地に募金しなきゃ」とか言ってないとおかしくない?
「状況を鑑みて賛否両論があり、議論の末に実施を是としたのだからそれで良い。やるからには有意義にしたい。」何か問題なの?
いい事を教えてあげるね。ここでは、大切な大人の話をしているので、子どもは別の所で遊んでいてくださいね。屁理屈大魔王君。
何を感情的になってるの?
もしかして君も同類?
海外からの演奏家など次々に来日を取りやめていますが、
そんな中でも来てくださった方々のお話は、他では得難い物に満ちている事と拝察いたします。
ことさら暑い日が、良い日になったと次の記事にも伺えると期待しております!
おつかれさまです
このシンポジウムが素晴らしかったっ、そして、反対したやつは馬鹿だったといえるような結果が残せるといいですね。
このシンポジウムが素晴らしかったと、そして、反対したやつは馬鹿だったといえるような結果が残せるといいですね。
炎上に対しては最悪の終わり方ですね。
貴方に対する評価もその程度のものになるでしょう。
えらそうなヤツだ。
特に、民間資格しか持たない連中ならな。