先日発覚した、5歳の少年が餓死した痛ましい事件に、一人の親として心を痛めています。少年の無念を思うと、一刻も早い真相解明が待たれます。この事件では、少年の母親が、ママ友に食事制限されてマインドコントロールされていたと主張しています。
極端な食事制限をされるとマインドコントロールされやすいことは、太古から記録にのこされています。
2017年夏投稿の「オウム事件で考える「健康に良くても理論が変!」問題。」にも書きましたが、改めて啓発します。
商売でもこの手段は悪用されてきました。自称社会変革運動家や、自称宗教家や自称食育指導者が「正しい食事はこれだ!」「この世の真実を知りたければ、食事を減らせ。」「環境に優しい食事のために○○を中心に食べましょう」「市販の食品は添加物だらけ!あなたを守ってあげたいのよ。だから、この自然食品を買ってね。」などと様々な口車でターゲットの食事を極端に制限してきたのは、昔から現在までずっと行われています。
カロリーや品目を制限されると、人間はハイになったり従順になったります。そこにすかさずおかしな思想を吹き込み、最後はターゲットの財布を開けてしまうという手口ですね。
今回の餓死事件を聞いた時にも、この典型的な例だと気がつきました。カロリーを極端に制限されると洗脳されやすいのです。
こういう恐ろしいことが繰り返されないためには、「古代から食事制限は相手の心を操作するのに利用されてきた。」という事実を、一部の人間だけの情報にとどめず、できるだけ多くの方に知ってほしいものです。
もちろん、病気の進行を防ぐため、治療のために食事制限が必要な患者も大勢います。国家資格を持つ医師や管理栄養士などが責任を持って指導する場合は、そのほとんどは信頼できるものです。資格を剥奪されては困るので、指導する側も間違いのおこらないように指導しています。だから、医療目的の食事制限は続けてください。(ごくまれに、お米だけ食べてればいいなんておかしなことを言っている助産師や管理栄養士がいますが、それは例外中の例外。)
食事制限でマインドコントロールされてしまう最大の理由は、カロリー制限で飢餓状態になると、人を信用しやすくなるからです。普通の断食道場はこれをよい方向に生かして「あなたは元気になりましたね」と肯定的な声がけするので、メンタルが元気になるわけです。
で。これは2017年の記事には書かなかったのですが、理不尽なメニュー制限もマインドコントロールなんです。
例えば、果肉を食べるのは不道徳だという学校があったとします。果肉を食べた人は多かれ少なかれ罪悪感を抱きます。そして、周りの仲間に「こんどは食べないようにがんばろうね。」などと励まされてしまう。頑張らないと周りが冷たくなる。それはつらい。そのうちに、制限は果肉だけではなくなる。髪の毛を黒く染めろだったり。服装はこうしましょうだったり。違う格好をして、違う意見を言うと、冷たい視線が待っている。
こうして従順な性格になるように仕向けられていきます。
というわけで、医師でもない人が「あなたは食事をもっと減らすべきだ」「牛肉を食うな」「食事は和食にしなさい。和食の基本は一汁三菜」とか言っているのを見たら、そういう人は、他人をコントロールしたい欲求を抱えていることに気がついてください。
「食事を減らすべきだ」は、おまえ太ってるだろうとからかって、精神的に追い詰めてコントロールしたいためです。
「環境に悪いから牛肉を食うな。昆虫を食べろ」と言う人は、善意でも、内面のうちに他人を自分で制御したい政治的欲望を抱えているのです。
ましてや、和食が体によいかどうかなんて、国際的な医学会では百家争鳴状態です。でも日本ではマスコミでさえウィキペディアぐらいしか見ない人が多いので、和食が体によいと理屈抜きで信じられています(海外の医学論文もっと読んでくれ)。
このブログが現代の情報過多社会でのサバイバルのお役に立つことを願います。