dolce cantando

優しい気持ちで

ピアノ

2008-10-06 16:46:35 | ピアノ
今日はレッスンでした。
今、ハノン13番・月の光を習っています。
前回から入ったハノン13番。
前回はメトロノームで84の速さ。今日は96まで上がりました。
下りの左がきついです。小指の支えの出来・不出来で転ぶか転ばないかが決まります。
その小指の支えは手首が上がっているか下がっているかで出来・不出来が違うよう。
次回は108まで上げることが目標。
月の光。
これは12月の発表会に向けて練習中の曲。
発表会は12月20日。クリスマス前です。
場所は〇島の洋らんセンター。夜7時から。
ランにに囲まれライトアップされた白いグランドピアノで弾くのです。
時期的にも雰囲気的にもピッタリな曲だと思っているので、
ぜひ、素敵に弾きたい!と思っているのですが・・・。
先日していただいたピアノの調律。
音はとてもクリアできれいになったのだけどそれまでと雰囲気が変わりました。
くぐもり具合が調律前と後だと違っていてうまく表せないのです。
和音をぶれることなく、またくぐもった感じで弾こうとするとメロディーがつながらない。
メロディーをつなげようとすると淡白になる。
今回指摘をされたのはそこでした。
きれいに弾けててBGMにはいいけど、曲として聴くとなると趣きに欠ける。
で、練習の仕方ですが、
1.メロディーを思い浮かべながら伴奏を練習。
2.そこに副旋律を乗せて
3.メロディーをその上に乗せる。
というものでした。
実際レッスンでそうやって弾いてみると、いかに自分がメロディーを奏でる事だけに集中していて他が疎かになっていたかがよく分かりました。
メロディーだけで曲が成り立っているではなく、そこへ寄り添うものの存在があってこそ表情がついて曲として活きてくる。
ということかなと思っています。
後はやっぱり音の出し方。
パーンていうのでなくパーンと弾くなるようなところも温かみのある音で。
技術的にはそんなにレベルの高い曲ではないのですが、深いです。
あと、今日はついでに愛の夢も聴いてもらいました。
8月の神辺でボロボロに大失敗したこの曲。
しばらくは弾いてみてもなんか違う・・・と自分でどう弾けばいいのか分からなかったのですが、
9月の1ヶ月の休みの間、ゆっくり過ごし、ピアノを好きなように好きなだけ弾いている時、ふと気づいたという感じで弾けるようになりました。
あ~こうだ・・・とわかったと言いましょうか。
失敗はするのだけど弾きたい曲を弾けてるように思います。
で、今日聴いてもらったら、
「だいぶ、さとみさんの曲らしくなってきた。dolceがほんとにdolceになってる。」
とのコメントをいただけました。
神辺の前に聴いてもらった時に言われた「音が余分に入れてるみたいに聴こえる」
というのもなくなってるようです。
ポポロで緊張しなければこれが出せるはず!
どれだけ自分の世界に入れるか、ですね。