dolce cantando

優しい気持ちで

栗の渋皮煮

2008-10-07 15:20:38 | 主婦業
実家からもらっていた大きな栗。
ゆがいてスプーンでほじって食べるか、栗ごはんにするか、いろいろ考えていたのですが、
今年は栗の渋皮煮に挑戦することにしました。
ネットであちこち検索して検索しながら作ったのですが、作ってみての反省点も含め、
来年はこうすればきっとおいしいのが出来るだろうというレシピを記しておこうと思います。
今回作ったもの。
味・食感はとてもよく、おいしかったです。
ただ見栄えが・・・。
鬼皮をむく時に渋皮に傷をつけてしまうとそこから煮崩れてしまいます。
また、灰汁抜きをしたあと、固い筋やひょろひょろ出てくる渋皮のヌメリをとる時、このときも決して渋皮を傷つけたり剥いたりしてはいけません。
やはり煮崩れの原因になります。
とにかく急がず慌てず丁寧に・・・。
ここが今回の私には欠けてました。
こんなものでいいだろうでは見た目のきれいなものはムリです。
来年への課題です。
『栗の渋皮煮』のレシピ。
<材料>
栗 1kg(鬼皮なしで800gくらい)
砂糖 350g
重曹 大さじ5~6杯
<作り方>
1.栗は一晩くらい水につけて鬼皮をむき易くしておく。
2.渋皮を傷つけないように鬼皮をむく。
3・鬼皮をむいた栗をかぶるくらいの水に入れて重曹大さじ2杯を加え、沸騰させ5分ほど弱火でゆがく。
  灰汁がたくさん出るので捨てる。
4.3を火から降ろして流水を加えながらだんだんと冷まし、なべから一旦取り出す。なべをきれいに洗う。
5.なべに栗を戻し、かぶるくらいの水を入れ、残りの重曹の3分の1を加えゆがき、灰汁を捨てる。
  そして火から降ろして流水を加えながらだんだんと冷まし、なべから取り出す。なべをきれいに洗う。
6.こういう灰汁抜きを3~4回繰り返す。最初は真っ黒だった水がだんだんと透明感のある茶色の水になる。
7.栗の表面の固い筋を爪楊枝などで丁寧に取り除き、ぬめりは指の腹で丁寧に擦り取る。
8.なべに栗とひたひたの水を入れ、沸騰させる。
  沸騰したら弱火にし、砂糖を3回に分けて加え、穴を開けたアルミ箔で落し蓋をし、20分くらい煮含める。