森にようこそ・・・シャングリラの森

森に入って、森林浴間をしながら、下草刈りをしていると、自然と一体感が沸いてきます。うぐいすなど小鳥たちと会話が楽しいです

素直と正直

2025-02-13 15:32:16 | 森の施設

 

     素直と正直

 私は、関西にある大手電器メ-カ-に就職し、4年足らずで、創業者の個人的な研究所に

出向になりました。この、物心両面の繁栄という理念の元、研究、出版活動をしている処

です。そこでは「素直心になりましよう。素直な心はあなたを強く正しく聡明にいたしま

す」と月間雑誌で呼びかけています。私は延べ11年間にわたり携わってまいりました。

20代の年頃でしたので、私の人生に大きく影響し今日まで、仕事は変われども物の見方、

考えかたを学ぶことができました。

 ある人は、そんな綺麗ごとでは世の中生きて行けないという人もおられるでしよう。あ

る成功された方は、人の世を一言でいえば、唯一の徳目は正直しかないと言われます。誰

もが正直であれということですが、正直とは言い換えれば素直な心でもありましよう。

 そこで広く大きく考えますと、我が国は憲法を順守しているのだろうかと疑問に思うこ

とがあります。戦後に新しい憲法ができて間もなく80年が経過しますが、時代や人心が大

きく変ってきたにも拘わらず、憲法を一文字も変更はありません。解釈によって乗り切っ

ているのですが、政治家の適当な判断で国の運営をしています。

 時代に会わなくなった項目は、是非国民投票まで運んでほしいと思っています。これが

民主主義の基本であり根幹ではないでしようか。国民に聞かずして解釈に拘るのはいかが

なものかと思ってしまいます。

 こんなブログで憲法がどうのこうのと言ってもあまり読者の方は感心を持たれないかも

しれませんが、自分の国の運営の問題ですから、一人でも多くの方が考えられて発信すべ

きではないでしようか。

 

 

 

 

 

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おすそわけ

2025-02-07 14:12:22 | 森の施設

 

       おすそわけ

 

  世の中には微笑ましいことや楽しそうなことが数多くあるにも拘わらず、マスコミ報道では

事件、事故等を繰り返し報道しているように感じています。犯罪の手口なども詳しく伝えていま

す。こんなことで善いのだろうかと思ってしまいます。こんな手口の詐欺の方法があったのかと

それをまねる人が出るのではと思うからです。

 マスコミ報道によって国民が大きく影響されます。微笑ましい案件とか小さくても善意の行動

などをもっと多く報道してほしいものです。

 子供の時には「おすそわけ」といって、頂いた物をご近所さんに「おすそわけ」としてお渡し

したり、貰ったりしたものです。それによりご近所さんとのコミニュケ-ションが進みました。

現代の世の中は「おそすわけ」という行動が少なくなってきているようです。特に都会では激減

しているようです。その点田舎、長年住居を移動されていない地域では僅かに残っているようで

す。これは国民の多くが自立して生活しているためかも知れません。しかし、私達は完全に自立

しては生活は不可能です。お互いに助け合い、心を寄せ合って「差し上げたり」「貰ったり」と

いう行為はいつの時代でも必要ではないでしようか、別に物を通してだけが、いいとは思いませ

んが、近くに人がいても孤独な人が増えています。もっとお互いに関心を持って接していくよう

な世の中であってほしいと思います。

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心の傘・心の杖

2025-01-20 15:24:55 | 森の施設

 

      心の傘・心の杖

 人は、心が弱くなったとき、夢を失い、言いわけをいいたくなる。心が迷って、自信を無くし

て、あれこれ考えあぐねて、堂々めぐり、何とはなしに、愚痴が出て、言いわけが出る。愚痴が

愚痴と自覚でき、言いわけが言いわけとわかっている間は良いが、それが次第に自分が正しくて、

他人が悪くなってしまう。その結果、今歩いている自分の道をかえたくなる。転職、転業、離婚

・・・。しかし、結果は九分九厘ロクなことはない。愚痴が言いたければ愚痴を言えばよい、し

かし、こんなときには決して結論をあせらないことである。大切なことは、愚痴や言いわけをし

たいのは、何も自分だけでなく、人はだれもが、愚痴や言いわけのタネなど山ほど持っていると

いうことてす。

 雨の日が三日も続けば、いつしか雲がはれ、あれほどの雨もうそのように、空一面晴れわたる。

雨の日には傘をさすのは自然の姿、素直な姿、心が迷って、自信が無くなって、心が弱くなったと

きは、じたばたせずに、心の晴のをじっと待つがよい、こんな日のために、心の傘、心の杖を一つ

や二つは持っていることである。

 

 上記のような言葉は、考え方として理想的であろうと思う。しかし、心の傘や杖を一つや二つ

持つべきだと言われてもそれが誠に難しく、一朝に出来ることはない。だから日ごろからそのよう

な心構えで、人と接し、書物を読むべきなのだろう。

 日本人は決断をすることに躊躇する民族だと思う。しかし、これからの時代はスピ-ドの時代に

なっています。迷ったり、悩んだりした時には三日たてばケリをつけるような心の持ち方、習慣化

することも大事だと思うのです。

 

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今年の干支・・・乙巳(いつし)きのとみ

2025-01-01 10:37:38 | 森の施設

 

      今年の干支・・・乙巳(いつし)・・・きのとみ

 

 乙は、上から圧力を掛けられて木の芽が曲がりくねってのびる象形文字、新しい改革創造を

進める中、抵抗が強くとも全力を尽くして進める意味です。

 巳は蛇が冬眠を終え、新しい地上活動をすることで従来の因習生活から終りを告げるという

意味があります。ですから乙巳の今年は、いかに外界の抵抗が強くとも、強く、弾力的生活に

ケリをつけ雄々しく進まなければ来年は丙午(ひのえうま)の年ですから大変な年になる可能性が

たかくなりますので、今年は自己の信念を強くもちつつ一日一日を過ごしたいものです。

 

 

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今の一会・・・水雲問答---今回で最終回です

2024-11-29 09:49:49 | 森の施設

 

      今の一会㊴・・・水雲問答---最終回

 

雲      人は現在の出会いを空しく、うかうかと過ごしてはなりません。人生にはいろ

      いろな出会いがあるものです。まず人と人との出合い、人と仕事の出合いなど、

      数えてみれば驚くほど多いものであのます。だからうっかりとこの出合いを過ご

      してしまいますと、生涯二度とめぐってこない。ちょうど旅の美しい山水の景色

      と同様でありましよう。だからつとめて今の苦労を忘れ、努力を重ねて、名を後

      世に残したいものであります。そうでないと、旅で見た景勝の地を再び尋ねよう

      とするうちに、目的を達しないで死んでしまうような結果になりかねません。

 

水      貴殿は今の苦を忘れて功を立て名を残すとおっしゃるが、これは功利的で、本

      当の道理ではありません。故人の名君でもあり経世家は「夫れ仁人は其の義を正

      して其の利を貪らず、其の道を明らかにしてその功を計らず」という有名な言葉

      がありますが、これをよくよくお考えになるとよろしい。これはよく間違い易い

      のでありますが、人間が全然利を貪らないでは生活できないではないか、という

      意見があります。もっともなようで、実はそうではありません。理を貪るとか、

      功を計るとすいうことは極く普通ことであって、それを否定しておるのではあり

      ません。重点をあげておるのです。どうすることが道であるかということを明ら

      かにすることが大切だというのであります。人間としての道、あるいは法則にか

      なうということを故人の聖賢は申しておるのです。やりっ放しにすることなく、

      一つの問題を完成しなければなりません。その機会を失って後の機を待つという

      のは、昔も今も人の犯し易い誤りでありまして、時期を失してはならないという

      のであります。      

 

 

 

 

 

 

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