30年経過のマンション
私の住んでるマンションは30年経過しました。35世帯と言う小規模な建物です。
マンションは管理業者に委託して、実質名ばかりの理事会と協力して運営・管理をしてい
ます。これはほぼ全国のマンションのやり方でしよう。
管理業者の担当者並びに管理人がしっかりしている方ならいいのですが、理事会がただ
出金伝票に眼暗判を押し続けていたならば、私が入居しているいろいろな問題が目に付く
ようになりました。不幸にも管理会社の担当者や管理人が今までのやり方に馴れてしまっ
て故障個所・点検、修理などが発生しても的確に対応できておらないことが判明しました。
30年前に作成された規約にしても現在の状況に合わない箇所が幾つも発生し、本来ならば
その都度規約を改正してゆかねばならないのですが、それもきずいているのか、いないのか
先送りして来たようです。
理事会メンバ-は順番制で2年間勤めて1年目の人と2年目の人達で運営しています。管
理会社と連絡を取り合って行うのは9割は理事長が行ないます。問題点が見つかった時に
理事会を開催し検討し対策を実行に移します。
ここで問題になったのが緊急な修理で多額の費用が掛かる場合とか、余りにも管理会社
怠慢というかだらしがないので、管理会社を契約満期で他に変更しようとすると、入居者の
3/4の賛成が必要であるとかという手続きが中々容易に進みません。
また、携帯電話のアンテナが屋上に設置していますが、この設置料として年間100万程度
の入金があるため、税務署に所得申告し所得税を支払わなくてもなりません。この手続きに会
計士に頼んでいて55,000円程度費用がかかります。大所帯のマンションなら資金も潤沢にある
かも知れませんが、たった35世帯の小さなマンションは資金繰りに苦労します。管理費のね
あげを総会のかければ何も考えない反対者が強く発言し、多くの会員がそれに引きづられて成
立しないという結果になってしまいます。
マンションの建物やその周辺においていろいろな問題が発生します。管理会社に頼りぱなし
にせずに毎年きちっと処理をしていくことが大切です。20年ぶりに理事長を担当してその実
態に唖然としながら、ただいま一つ一つ処理をしています。