運が良いとは
運の良い人、悪い人がいるようです。いや、自分は良い方だとか、悪い方だとか、それ
ぞれ感情的に判断されているのでしよう。
現在、老若男女を問わず生を全うしている人は、総て運のいい人だと思う。なぜなら
先ず、生まれてきたことが極めて運の良いことです。もしご先祖さんが若くして亡くなっ
てしまっていたら今の自分は生まれなかった。時代劇を見ていれば、多くの若者が命を
落としています。その為に生まれる事が無かった人は計り知れないのです。
兄弟の中においてもいえることですが、どうして自分は末っ子に生まれたのか、男に
生まれたのか等を考えて見れば極めて、現在の自分は奇跡の積み重ねのたまものと言えます。
だから、総ての人は運がいいのです。それを部分的にとらえて、悪いとか良いとかという
のは、考え直さなければならない問題ではないでしようか。
まず、自分は運がいい人間何だと強く自覚することが大切です。そうすると、日々の出来
事に運の良さが多く発生してくるものです。つまり、自分の運命は自分で制限していること
から解放すべきことだと、強調したいのです。