ささやき・つぶやき・備忘録

木漏れ日の下で~安らぎをもとめて~
花風景館 ~自然を求めて~
SNOW&み~♪の備忘録です。

写真と詩のコラボ NO1 「雲の文様」

2010-10-31 | 歌詠みコラボ(yahoo blog)


ブログ初対面のOne Segさんが【雲の文様】の詩を書いておられて。。。
読んでいたら。。。いつの間にか詩のなかに惹きこまれていました~
それでOne Segさんに私が撮った雲の写真とコラボをしてもいいでしょうか。とお願いしましたら
快く了解してくださいました。
One Segさん! ありがとうございます♪



横書きも作って見ました~




萩 (歌詠みコラボ)

2010-10-26 | 歌詠みコラボ(yahoo blog)



我妹子に恋ひつつあらずは秋萩の咲きて散りぬる花にあらましを

弓削皇子(ゆげのみこ)



よみ
我妹子(わぎもこ)に、恋ひつつあらずは、秋萩の、咲きて散りぬる花にあらましを


意味
 あなたに恋しないで、あの秋萩のようにただ咲いて散ってしまった方が良かったのに。生きていても、あなたは私の恋にこたえてはくれないのだから。

背景
 紀皇女(きのひめみこ)のことを想って詠んだ歌四首の一つです。



※たのしい万葉集を参考にしました。

言の葉

2010-09-02 | 歌詠みコラボ(yahoo blog)
ある日〔2009.5)、一枚の写真に和歌がつきました。 

ブロ友さんが、SNOWが撮った花の写真にあう短歌や俳句を万葉集などから探してくれて、SNOWの掲示板にアップしてくれました。
でも、いつしかそのブロ友さんとの交流も途絶えてしまったけど。。。
私なりに和歌を探して、これからも続けていこうと思っています。

写真と和歌のコラボです。




山吹  (歌詠みコラボ)

2010-07-30 | 歌詠みコラボ(yahoo blog)


『山吹の立ちよそひたる山清水 汲みに行かめど道の知らなく 』
                       (高市皇子)

『歌意』
   山吹が美しく並んで咲いている山の清水を汲みに
    行きたいのだが、私にはその道がわからないことだ


 ※ 短歌はピー子さんに教えてもらいました~♪


       ************************



最初、この歌を詠んだときに、なんで道がわからないんだろう?って思いました。
山吹が生い茂って道を隠してしまったんだろうか? 山だから途中で迷子になって道がわからなくなったのかなあ~といろいろと想像してしまいました。

それで、調べたら。。。もう一つの意味がありました。

高市皇子(たけちのみこ)は天武天皇の皇子で額田王(ぬかたのおおきみ)の娘さんの十市皇女(とをちのひめみこ)が亡くなったのを悲しんだ歌のようです。二人は恋仲だったかどうかはわからないけど。。。
「黄色い山吹」=「黄」、「山清水」=「泉」で、「黄泉の国」の意味を持たせて、
「黄泉の国までいってあなたを取り戻したいけれど、どう行ったらいいのか、私には道がまったくわかりません」とゆう意味にもなるそうです。
そうおもうと、愛する人を失った皇子の悲しみが伝わってきそうです