振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

チェンマイの朝のありふれた光景だが、これが好き

2020-02-13 13:26:05 | チェンマイステイ
ようやく明るくなってきた、朝の7時ごろ。宿の前をお坊さんが通り過ぎる。大概は近くにあるるターニン市場に向かっている。



例外なく裸足である。ケガでもしないかと心配だが、思ったより路面はキレイにされている。(場所にもよるが)大きな屋敷では早朝、前の道路を大きな箒ではいているのを見ることがあるが、おそらくお坊さんが来る前にしているのだろうと思う。


市場に先回りすると、お布施の食べ物などを準備した人が、お坊さんが来るのを待ち構えている。見ていると広い市場に、10人以上のお坊さんが集まっているようだ。

お布施をした後は、お坊さんの前で膝まづいてお経を聞いている。タイ人にとって、これがタンブンと呼ばれる、徳を積む行為のようだ。



たまたま近くにいた犬だと思うが、犬までが神妙な顔で、タンブンを受けている。

こんな光景は、朝のチェンマイのありふれたものだが、歩いていて出くわすと気持ちが良い。自分には何も出来ないが、そんな気持ちになるのも、自分も仏教徒のはしくれだからと思う。