急用とは言っても想定内のことなのだが、家を留守にするために水耕栽培を撤収した。収穫が始まってから36日目、収量82本でフィニッシュ。



白くて新しい根が伸びていた。ポッドの土の中に生えていた根の役割りは終わり、水中用の根が新たに登場したと思われる。


梅雨明け前の今の時期なら給水タンクを満杯にしておけば3日間くらい水を補給しなくても大丈夫だが、一方でキュウリの方は3日間もあればジャンボサイズになってしまい、苗が疲弊してしまう。露地栽培なら知り合いに世話を頼む方法もありそうだが、栽培しているのが留守宅の2階では頼めないので仕方ない。
葉やツルを切り取ってから栽培槽のフタを開けると、根が凄いことになっていて、水槽いっぱいに根が広がっている。まあ、水を抜いて根だけを丸めてみるとハンドボールくらいの大きさでしかないが、根の総延長がどのくらいかは想像も出来ない。

株の右に見えるのは排水用の塩ビパイプ。
密生した根の中に埋もれていたのは、

給水バルブの先端部分で、長さ20センチくらいのパイプ状にした鉢底ネットに防根シートを被せ、生育した根によって給水バルブが塞がれることを防いでいる。根は水源に向かって伸びてゆくようだ。
キュウリの苗はポッドに入ったヤツを購入して、根についた土を水道で洗い流してから栽培槽に定植した訳だが、定植の5日後くらいに根を点検すると、

白くて新しい根が伸びていた。ポッドの土の中に生えていた根の役割りは終わり、水中用の根が新たに登場したと思われる。
水耕栽培を仕舞うと同時に最後に収穫したキュウリや、残っていたキュウリをQちゃんに加工した。


過去にも作ったことがあり比較的簡単に作れるが、好みの味や食感にするのは難しい。今回もやや甘過ぎで食感が軟弱って感じだ。冷凍にもしているのでボチボチ食べてゆこう。