東ジャワ州代表チームの・・・・
ローパワー期間の強化練習も・・・
4月の中旬にさしかかり・・・
追い込みに一層の拍車が掛かってきています・・・
{この期間に養成されたことが全てチーム力の土台となる}
また・・・
このローパワー期間での練習においては・・・
見事なまでに&あからさまに選手個々の性格が浮き彫りになります・・・
否が応でも性格の全てがハードな練習メニューによって暴露されます・・・
{一度、選手個々の長短所を丸裸にする}
これは首脳陣にとっても・・・
選手個々にとっても・・・
・・・非常に重要な部分です”
そんな状況下において・・・
居るんですよねぇ~~ ・・・
何処のチームにも・・・
必ず1人や2人は・・・
無断で欠席をする選手・・・
無報告で遅刻をする選手・・・
過酷で・・・
残酷な・・・
ハードな練習メニューを選手達へ課す際には・・・
選手達へは”厳喜”のメリハリを与えてあげなければいけません・・・
自分のチーム編成における鉄則です・・・
練習中のメニューとメニューとでの間での・・・
メリハリの大きさは最も重要な要素になります・・・
当然・・・
スイッチOFFの時には冗談もオンパレードです””
1から10までが雁字搦めの重苦しい練習なんて・・・
機械じゃあるまいし・・・時代錯誤もはなはなだしいです”
ただ!そんな中においても!
脱線したメリハリや!
最低ラインを厳守しない事柄は”大NG”です!
絶対に見逃しません・・・(笑)
その辺はキッパリと1線を引かせてもらいます!
人気ブログランキングへ
2007年の東南アジア競技大会(アジアンSEAゲームス)へ参戦するインドネシア代表ナショナルチームの強化練習においても・・・
同じく2009年のアジアカップ参戦及びアジア選手権成田ラウンド参戦のインドネシア代表ナショナルチームの強化練習においても・・・
・・・絶対に無断で欠席や遅刻をする選手が存在します””
こと・・・
州代表チームとなれば尚更のことです・・・
そして・・・
今回の・・・
2012年・・・
無断での大遅刻者第1号・・・
・・・即効で”無限チャン命令”が発っせらました!
※この”無限チャン”とは野球部用語で”無制限ランニング”のことを言い”終了の合図”が下されない限り、延々と走り続けるのです。当然のこととして休憩などは一切無し!倒れようが?泣き出そうが?・・・一切のお構い無し!
※只、もしかしたらですが・・・?”無限チャン”という用語は母校日大三高野球部独特の用語かもしれませんのでご了承下さい。

炎天下の中での無限チャンが決行!
ランニング時間は、2時間30分以上!

無限チャン開始時には・・・
微笑んでいたアシスタントコーチ陣やグランドマネージャーのアンディですが・・・
”完全なるシカト(無視)”状態の自分の姿を見て・・・
彼らの顔色が段々と変貌してきます・・・
{監督 もう 1時間走ってますが・・・?}
→{そのまま 走らせておきなさい!}

{監督 もう直ぐ 2時間になりますが・・・?}
→{2時間だろうと何だろうと 関係ない! 走らせておけ!}

{かっ 監督 2時間30分を超過しました・・・●×▼■}
→ {良し!無限チャン終了させて 即 個人ノックに入れなさい!}
{即?個人ノックですか?休憩はどうしましょう・・・??}
→ {休憩?そんなもんは要らん!休憩が欲しいなら大遅刻なんかすんな!}
{はっ はい・・・■××▲}
→ {着替えだけさせて 即 個人ノックだ!}



人気ブログランキングへ
この”無限チャン”
最初に課したのは2007年のインドネシア代表ナショナルチームの強化練習になります”
朝練習終了15分前に選手達の覇気の無いデレデレした練習態度に対して、即効練習を中止させて”ランニング命令”を出しました。
当時のアシスタントコーチが自分に問います。
{監督 グランド何周ですか?}
→{何周とかでは無く 良いと言うまでだ}
{・・・? でわ 何分でしょうか?}
→{何分とかでも無い 終わりと言うまで走らせなさい}
{あと15分で昼食ですが・・・?}
→{昼食だろうと何だろうと関係は無い}
{大丈夫でしょうか・・・?
→{全責任は俺が持つから 心配するな!}
”無限チャンのインドネシア上陸です”
30分が経過・・・
1時間が経過・・・
1時間30分が・・・経過””
殺気だった・・・
異様な状況に・・・
驚き・・・
慌てふためいた・・・
当時のチームマネージャーは・・・
もの凄い剣幕で激怒し始め・・・
ベンチを蹴り捲くり怒りを俺に向けます・・・
そして挙句の果てには宿所へ引き上げてしまいました・・・
グランドに居た関係者や選手達の父母からも・・・
散々と罵声が飛び交います・・・
{外国人監督とは国際大会で戦う前に、統括する国の文化、風習、既存のシステム等と多戦わなけらばならない!それらに打ち勝って初めて外国人監督として認知される。仮に負けたのであればその後、一切相手にはされない!それらに勝つ為には一切の妥協は許されないのだ!}

-2007年インドネシア代表ナショナルチーム統括時に課した”無限チャン”結局2007年のインドネシア代表ナショナルチーム強化練習時には2回の無限チャンが決行された-
従って・・・
一切の妥協は無い・・・!
自分の信念を押し通し、結果を証明するのみ・・・!
昼飯抜きで・・・
猛暑の中を・・・
2時間強の・・・
”無限チャン”が決行されたのです・・・!
半数以上の選手が泣きながら・・・
足を引きずりながら走っていました・・・
しかし・・・
この時の”無限チャン”が齎たらした・・・
チームへの士気向上と、その維持効果は絶大なもので・・・
即効! 翌日の練習から・・・
選手達の意識が変わります・・・!
翌日の練習終了後・・・
超激怒していたチームマネージャーが・・・
自分のところへ飛んできました・・・
{監督! 凄い! これはSPECIAL OBAT/良薬}
・・・と、自分に言ってきたものです”





良いか お前達・・・
”無限チャン”っていうのは・・・
監督生命を掛けたギリギリの決断なんだぞ・・・
進退覚悟を背負っての命令なんだぞ・・・
お前達 分かるか・・・?
がらか・・・
練習に対するメリハリのポイントだけはちゃんと抑えろよ・・・
そして・・・
お前達も しっかりと肝っ玉を決めて・・・!
俺に挑んで来い・・・(苦笑)
にほんブログ村