ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

西 道典男山八幡神社宮司さんのこと

2011年10月27日 | Weblog
 南相馬市鹿島区にある、男山八幡神社の宮司さん西道典さん(51)
神社の宮司職のみならず、このたびの原発事故によって、地域のこども達を
県外へホームステイなどへ、出来るだけ今放射能への懸念から、屋外での
自由な日常の暮らしが出来ないことから、広く呼びかけ、子供の翼という活動を
展開している。

 本来、子供達は、鳥のように自由に飛び回るのに、福島の子供達は
その自由を原発事故によって奪われ、心の翼を広げるところが無い。
そういったところから、子供達を受け入れてくれるところ、そして費用も含めて協力を
してくれる、団体、又は学校などを探している。

 このたび、神戸から炊き出し支援を行なったところ、そういった話を行なった。
原発の収束はまだまだ、むしろ、今後さらにさまざまな問題が起こると思われ
果たして、復興への道筋が住民にどう見えるのか。

 そして、全国の人々がどういった形でささえて行けるのか。

南相馬市 男山八幡神社で炊き出しサンゲタン

2011年10月11日 | Weblog
 来る10月24日の午後4時から、南相馬市の男山八幡神社で、サンゲタンの
炊き出しを行います。
すでに、神社の西宮司さんは地元の仮設住宅1700戸の方に案内を出されたそうで

当初、鶏を10羽、約300人分を準備しようかと思ったのですが、
急遽、その経過を聞いて、追加をしました。

 当日、来られた方にいきわたるようにと思い、計画を練り直しています。
阪神大震災のときも、冬に、炊き出しを行なったとき、長田で在日の人が
このサンゲタンの炊き出しを行い、好評だったこと、みなが喜んだこと。

 これから寒くなる東北では、きっと喜んでもらえると思うからです。
関西も今は不景気で、生きるのが本当難しくなり、ボランティアどころか
と、言われることが多いのですが、被災地はもっとこれ以上大変だと
思います。
そんな思いからです。