ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

環境の激変

2008年06月27日 | Weblog
 石油高騰で見えてきたのが、地球上の様々な環境の変化だ。
単に、経済問題にとどまらず、食糧、水、石油の資源の枯渇。地球温暖化がもたらす様々な現象で、身近な人の暮らしが大きく進路変更を迫られているが、半ば、手の打ち所すらなくなっている状況にある、危機を向かえているようにも見える。

これまであった、日常というものが、日を追うごとに消えていっているのではないか、地球環境、人類の存続への警鐘がなり続けているようだ。

波高し尖閣諸島

2008年06月16日 | Weblog
 領海侵犯されたとし、日本の警備艇と台湾の漁船が接触し沈没し、今、外交問題にまで発展し、これまで日本に対して友好的だった、台湾政府も、この件に関しては、戦争も辞さずとの強行な態度で望んでいる。

数年前は、韓国との間での領土問題。
このように、6カ国協議が行われるなか、日本のアジア外交への、試練とも言うべく問題がここに来て形をさらに複雑にしながら、拡大しつつあるが、一部日本のメディアは、強行突破論を展開し、さらに日本の権益を強く主張するが、戦後処理問題が、またここに来て浮上するなど、日本を取り巻く状況は、波高しの感は否めない。

自分を激励

2008年06月15日 | Weblog
 厳しくなっていく社会の状況。
景気もしかり。夢のない時代というより、未来を先に食ってしまった。というような思いもする。

お金中心、物中心と精神的な潤いが日ごとなくなっていくようなこんな時代に何を持って日々の糧にいきるかを、改めて見つめ直すときに、今生きる命と心を確かめることなど思ってみた。

人一人で生きていないし、また生きてもいけない、こんな、極あたり前のようなことをここでもう一度確認するのだが、日常の平凡な生き方、この日常という生活を送っていくのは、実に大切で重要なことということを知る。

憂鬱な時代

2008年06月15日 | Weblog
 地球温暖化、食糧、エネルギーの危機。
ここ神戸長田は、阪神大震災で、大きな被害を受けた。地域の産業は靴の製造。
町全体がこの産業で支えられてきたが、やはり、製造が中国に移行し、今、一部残った企業が、生き残りを賭けて、凌ぎを削っている状況にある。

新長田駅周辺は、10年続く再開発工事が今も行われているが。
震災前にいた、長田区の12万人が今は、10万人。高齢化率も進む。町の活気は年追うごとごとに、低迷するばかり。長田区ならずとも、こういった、町の活気の低迷は、日本全国の市町村に現れる現象である。

広く見渡せば、世界も同様の傾向が進んでおり、大きな時代の転換期というより、これまで、思うがままに生きた人類が、終末期に突入した、当然の結果と受け止められる
今後、さらに、食糧、水、エネルギーの争奪が激しくなり、紛争、争いが世界のあらゆるところで、発生し、ともに自然災害も多く起こることがy

社会弱者とは

2008年06月14日 | Weblog
 自然災害で大きく影響を受けるのが子供、高齢者、身体障害者とりわけ被災弱者と言われる人々だ。
阪神大震災からも多くの実例が出た。
その後も、日本で、世界で、この数年の間において、多くの自然災害が起きて、やはり、災害の影響は弱いところに、力が傾くようで、事あるごとにその対応の改善が叫ばれるが、災害も質と規模が大きく変わり、対応の方が及ばない。

さらには、自然災害ではない、時代の変化で、若い世代が非正規雇用という、差別的とも言える待遇の中にいきなくてはならないのも、時代の中の被災ともいうべきか、先日の秋葉原の殺傷事件も、その裏側にこうした若者を形成する社会構造に目を向けるべく、単に、個人の生い立ち、性格だけの原因と決めてしまえば、あらたな事件と問題が発生することであり、今時代が大きく病んでいる。
金、物中心で来た、資本主義、唯物主義の終末の中で、人類全体がゆがみ出している危機的な状況を、認識すべきではないか。地球の自然環境の変化は、結果、人間の意識の変化が培ったものとして。

復興から復活へ

2008年06月01日 | Weblog
 阪神大震災、中越地震、能登半島地震、そして中越沖地震と、この13年間で大きな地震が4箇所でおきた。

 世界では、先月の中国の大震災。
揺れるに揺れる世界で、この後いつ日本で大きな災害がいつ起きてもおかしくない状況にあるといわれる中で生活している。

普段から防災意識を持つのが重要といえども、これは、本当に難しい課題でもある。

やはり、災害の記憶を風化させない、努力が必要となり、貴重な被災体験を伝えていく必要がある。