ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

自由貿易協定への賛否

2011年11月09日 | Weblog
 国際経済がここに来て一度に停滞する原因として、ヨーロッパ諸国の
国債問題への市場の警戒からの円高、ドル安と景気がさらに悪化する様相
が出てきた。
ギリシャを端に、さらには、イタリア、スペイン、ポルトガルといった具合で
結果、ユーロ圏全体への経済への影響が必至で、景気の回復が見込めない
見込めそうも無いアメリカといった具合で、西側諸国、すなわち、リーマンショック
以降、資本主義の崩壊の姿がここに来てさらに現れてきた。
 そういったところの、打開策としての、貿易自由化の波。
工業製品のみならず、あらゆる産物、医療、または規制等の分野までこの
協定の中に盛り込まれ、日本にあっては、黒船来襲か元寇にも匹敵する
経済侵略への不平等条約を締結するとの危惧するところの、反対派
そいて、この機会をのがせば、日本は国際的に孤立するとの懸念から、一日
も早い締結うぃ望む賛成派と、国論が二分され、その動きが注目される
と同時に、直接、国民生活に直撃する大きな問題である。
景気の低迷からの脱出への方策を政府はどのように、舵取りを行なって
いくのか。

日本経済沈没の危機

2011年11月08日 | Weblog
 今、全ての業種が苦難に直面している。
被災地の復興どころか、日本のこれまで歩んできた歴史が消えかかっており
政治の空白、経済の低迷、国民が未来に希望がもてない、それより生活の
不安ばかりが募っている。
学校を卒業しても、就職先がない。
技術を持っていても生かすところがない。
有能な人間は、そして企業とも、海外へ流出していく。
この、国家的危機をどう打開していくのか。

閉塞感が募る日本

2011年11月01日 | Weblog
 自然災害が頻発する日本。
気候の変化、そして地震が頻繁の起こり、3月11日の東日本大震災は
人的被害と多くの経済的被害をもたらして、
日本経済へ大きな打撃をもたらしている、

 産業の空洞化、雇用の喪失、高齢化社会、そして不況。
国際的な立場にあっても、これまでGNPが世界2位だったと、すでに
日本の繁栄はすでに過去のものとなって、その追い討ちをかけたのが

このたびの震災である。
景気低迷の中、震災復興が多少でも地域経済への特需となり
そこから、立ち上がるといった構図が通常はあるのだが、今回は
まったく、その様相は見られない。
原発の収束への莫大な費用は今後、どのようにして捻出していくのか
このところ、産業界にあっても、国際競争力を落とし、周辺諸国、とりわけ
韓国、中国の圧倒的な力に屈しており、輸出で支えたこれまでの
経済が落ち込むばかりで、益々、雇用を創出できなく、消費するだけの
国になってしまった。

 日本の若者がいずれ、世界に出稼ぎに出る時代が到来するといった
冗談話が現実味を帯びてきてしまい、これからの行く末をどう
見極めるるのか、事態が見えてこない。