ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

老朽化する日本の公共施設

2012年06月10日 | Weblog
 日本は戦後から戦争で荒れ果てた国土から
高度経済成長を成し遂げるために道、橋梁 鉄道、河川等
すべての施設、設備を過去50年で整備していった。

通常、こういったコンクリートなどの構造物は50年を経て
老朽化し、今後改修を余儀なくされている。

 民主党政権になって3年。
コンクリートから人へとの公約から公共事業が大幅にカットされ
景気に大きく影響し、デフレからの脱却ができないまままま、
円高の加速等で、いまや、工業製品の輸出も大幅に下落し
国際競争についていけない状況になり多くの失業者が溢れ
 閉塞感に覆われた状況になっている。

社会資本の老朽化もさることながら、今政権を動かす政治家達の
頭の老朽化から脱しなければ、日本の破壊の危機が迫るばかりで
この先10年間で、100兆円規模んの公共設備などを行い整備しなおす
環境ニューディール政策を公明党が提案している
この経済対策が日本の再生を担う鍵になるのでは。

在日学セミナーの開講

2012年06月02日 | Weblog
 いまや在日、とりわけ法的地位でいう特例永住
戦前から日本に居住している韓国朝鮮人を対象に「在日学」なるものを
学習してみたい。

 すでに、在日韓国・朝鮮人は戦前から数え、既に5世代にまで
至った。
毎年、1万人以上の在日が日本人に帰化していく中でも、外国人登録数は
今も60万人が存在している。、

 といっても在日にあっては、既に韓国は母国であるという感覚は薄く
親から継承した風俗、習慣、食生活の中で国を感じているだけであり、
そういったことから、国のない人種だとみずからも卑下せざるを得ない
ところがある。

 かといって根無し草のようなわけには行かず、やはり
ルーツを探せば、朝鮮半島が横たわり、言葉、歴史、意識の
継承を行なっていくのは、今後自らの生き方を示すためいあっても
やはり、在日学は今必要となる思いがあって、開講していきたい。  

消え行く町の灯

2012年06月01日 | Weblog
 景気が悪くなって生活ができない。
それより
まったく仕事がない、年齢はあまり関係なくして
世の中において、今仕事がないのである。

 神戸にあっては、地場産業がだめ、大手企業が
神戸から去っていく。
市はしきりに観光産業を発展させるとのことだが
神戸は観光客が素通りするところで、近郊の大阪
京都に客足が逃げるといったところだ。

 150万都市神戸、日本の五大都市のひとつと
小さいときからそう教わったのだが、日本の景気の
低迷と比例しその活力のない打ち沈んだ町の灯がついには
消え行く運命になっている。

 どこかでこの状況を変えていく手段はないものか。