ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

震災から13年を向かえた神戸 長田

2008年01月31日 | Weblog
 阪神大震災から今年で13年を向かえた長田。
今も尚、新長田駅周辺での再開発事業の工事が、行われている。

地場産業のケミカルシューズは年を追うごとに、その製造を中国に取られ、悪くなる一方。
周辺の商店、飲食店にいたっても客がいなくて、真新しい再開発ビルは、シャッター商店街が、完成したと同時に現出している。
地域の住民の高齢化は進み、子供も少なくなって、近隣の小中学校の統廃合も推進されるなどしt、これまでの街の様相が大きく変わってきているのが、この長田の街である。

震災から10年、復興を合言葉にし今日を向かえたが、器が出来たあとの、中身をどう創り出すかが、さらに問われることなのだが、一応にこれまで行政主導で進めた計画の大きな、反省がここに来て突出したようだ。


写真   火災で大きな被害を受けた旧菅原市場の現在

復興の証し  山古志の錦鯉神戸に

2008年01月28日 | Weblog
 今年は、阪神大震災から、13年 1月17日の長田の追悼式には、長島 忠美氏とマリの飼い主五十嵐 豊氏が長田を訪れた。

さらに、昨年11月に地元の小学校に錦鯉を寄贈してくれた、養鯉業の田中 重雄さんと、田中 仁山古志商工会会長を神戸に招き、神戸市長にあっていただき、一連のお礼を申し上げたばかりである。

又、この秋ごろ、田中 重雄さんは、錦鯉を神戸の被災を受けた、小学校、地域に送るという、こうして、神戸と山古志の被災地間の交流は、形を変えながら進んでいる。