ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

人間の安全保障が21世紀課題

2007年06月24日 | Weblog
 世界的に有名な投資家ジョージ ソロス氏が今後の未来に向けての世界のあらゆる国家が目をむけなくてはならないテーマであるという。
市場経済の自由化が今、人の考え方、生き方を危うくしていおり、経済格差をさらに加速させて、世界の安全保障すら危うくしているとも言われている。

アメリカも9.11同時多発テロをきっかけに、無秩序な軍事行動を開始し民主主義の名の下に、軍事力の行使を行い、益々世界の安全保障を脅かすきっかけを作ってしまった。

人間の安全保障とは、環境破壊があり、核拡散の問題、軍備、経済格差そこから生じる貧困がからくる紛争、そして大国のエゴでの戦争と、自分勝手な生き方が結果このような、世界になったと彼は警告し、戦争への歯止めの利かないブッシュ政権の政策が生んだ弊害と強く批判する。

経済問題を捉えた場合にあっても、昨今の日本も投資家の横暴がさまざまな社会現象を引き起こしており、その節度のなさには手のうちようがなく、氏のいう自分勝手な生き方が蔓延していることに強い警戒を示している。

今一度、人間として、生きる意味を国家を超えて考える時がきたようだ。
国家なき政治家がそう語る。

ここまで来た地球温暖化

2007年06月22日 | Weblog
 最近の気候の変化は著しく、完全に二酸化炭素の排出が及ぼす環境の悪化にある。すでに北極の氷も溶けだし、氷河も溶けて地肌が見え出した。
身近なところでは、沖縄のサンゴが死んでいき今地球環境は確実に破滅に向かっているように見える。
人類が犯した環境破壊の罪を償うときがきたのであるが、あっても自分だけは別と思っているのか、発展途上国と中国にあっては経済発展重視の姿勢から、環境への対策はあとに回される。

先進国のアメリカにあても、京都議定書に対しいまだ無視し続けていて、いざ捕鯨にいたっては、強い抵抗を示し続ける、世界のリーダーと自負するわりには、なんともバランスのない国で圧倒的な軍事力を背景に国家の利益を得るための、なんら地球環境にとって好ましくない。

超大国といわれる、ロシア、中国、アメリカ今後その仲間入りすると見えるインド
これらの国々が、このまま経済中心に国家運営を続ければ、さらに人類の住む環境の寿命はますます短くなっていくに違いない。

エネルギー危機、旱魃、水不足、そして食量危機はすでに身近なところで始まっており、弱いところの人から享受されているが、その蔓延はすぐそばに来ていることを、先進国はもっと認識すべきである。

今叫びにも聞こえる、地球環境を守れの言葉を誰が実行していくのかを。

新長田再開発地域の今

2007年06月21日 | Weblog
 建物はできるが人がもどらない、空き店舗ばかりが目立つようになり、地域の住民も今後の町作りのありかたを考えるが、構造的な人の流動の変化、地場産業の低迷と、絡まって、より問題を複雑にしているのが現状。

いろいろと街起こしの計画がだされるが、どう具体的に取り組み、実現可能にしていくかが課題である。

朝鮮総連に支払い命令 揺れる在日社会

2007年06月19日 | Weblog
 朝銀へ1兆4千億円の日本の税金投与が成されたが結果破綻し、このたび総連に対し支払い命令が出された。中央本部のみならず、全国各所の支部、本部が今後差し押さえの対象ともなり、その活動拠点を失わせる目的を、日本政府は改めて拉致問題を浮き彫りにさせるための強い姿勢で臨んでいる。
一方、民団では、昨年の和合に取り組んだ、河前中央団長を除名処分とする発表を行い、日本政府に対しての方針に歩調を合わせるような格好となり、北への圧力は結果、足元の在日からとも言うべく、在日は政治の狭間、南北の狭間へまた引きずりこまれて、一時代前に戻った感がある。

特に昨年の和合問題にあってはあわてたのが日本政府。すぐさま、民団にも政策的圧力をかけてきた。そうして現在の反体制派の鄭体制を擁立し河団長を失墜させて、民団への懐柔ができるようにした。
これには、利害が伴う一部韓国商工人の判断が大きな影響力が伴った。
今の韓国政府のいう親日派とでも言うべく者が影で動いたと見える。

結果とし、現民団は対北融和政策を取る韓国政府と一線を画し、本国との関係はこれまでと違った冷ややかなもので、現団長の鄭進氏は就任後政府との会見すらも果たしていない。

こうしてみると南北の狭間で翻弄し、日本社会で権益問題を抱える在日の未来を真に捉える拠点がここで消えていくきっかけとなるようで、今話題の映画「パッチギ」に流れる曲イムジン河に改めて感慨を持った。

記録映画1000年の山古志の神戸応援団結成

2007年06月12日 | Weblog
 現在、撮影中の100年の山古志復興記録映画の製作が資金難で来年の上映に向けて制作しているが、5000万円を目標に協力を求めているが、現在300万しか集まっておらず、このままでは、この夏までももたないという大変なピンチにたたされていることを聞き、急遽、山古志と交流を続けている、神戸長田の関係者私設応援団を結成し9月あたりまでに、500口を目標に資金作りの応援を行いたい。

■ 記録映画1000年の山古志神戸応援団

■ 呼びかけ人代表  弘利(ちょほんり)

■ 団長       浜崎 ためし(神戸市議)

■ 副団長      石井 弘利(鷹取商店街振興会理事長)

国家の怠慢と民間の不正

2007年06月11日 | Weblog
 年金問題で揺れる役人の怠慢といい加減、次に介護事業を食い物にしたコムスングループの不正。官民上げての詐欺行為とでも言うべく問題が同時に起きている。
片や厚労相の謝罪の連続から、今度はグループ代表の釈明、謝罪テレビ生出演と、双方とも高齢化する日本が今抱える問題への表面化するきっかけとなった。
7月の参院選の争点になるに違いなく、社会保険庁はこれまで国民から徴収した金の行方を明確にして、国民に支払う責任があり、介護事業を食い物にしたコムスンは、制度の裁きを負う責任があるが、ともに、失われた時間と、いらぬ心配をさせる責任を考えたことがあるのか。

官僚社会の生んだひずみが今後も露呈してきそうな、当分収まりそうもない。

帰国した安倍総理夫妻(そろそろ、手をつなぐのやめませんか)

記録映画1000年の山古志制作に寄せて

2007年06月10日 | Weblog
 震災前に山古志の人力だけで掘ったトンネルの記録映画「掘るまいか」を制作した同じ監督がこのたびは、震災からの復興をテーマに映画を撮っているがその制作費用が集まらずピンチにたたされていると聞き、先日来神戸の方で何か協力できる方法をと、市会議員を中心とした応援協力のチームを作ることとした。
又これまで山古志の復興を支援してきた各種団体にも今声がけをして、来年の試写会に参加できるような、働きかけを行うこととし、山古志商工会議所会長の田中仁氏にも連絡を取り合っているところでもある。

こういった協力が互いの交流を継続する要因となるとも思うのと、防災への風化を食い止める流れともなってほしい。

神戸の目標は1口1万円のを500口目標にする。神戸市議の浜崎ためしが中心的役割を担うこととした。

高慢な中国 卑屈な韓国

2007年06月07日 | Weblog
 このタイトル何も嫌中、嫌韓の日本人が付けたタイトルではない。
韓国の有力紙朝鮮日報の記事のタイトルである。
昨今、韓国と日本の関係はきわめて憂慮する事態になっており、日韓国交正常化40周年の年に独島(竹島)領土問題が加熱し、とんだ友情年になってしまったことは記憶に新しいところでもある。
私の国のことながら、当時韓国政府の取った対応はかなり過激であり、又日韓の間に横たわる歴史認識の違いをめぐっての論争がさらに高まった年でもある。
しかし、韓国内でもノ・ムヒョン大統領の態度は一国の代表としての品格と冷静さに欠けるとの韓国内でも多くの批判があった。
民主化が定着した韓国はむしろさらに自由への暴走が始まったようにも思われ、こういった歴史認識問題を国内問題の失政を国民の批判の矛先を日本に向けるだけのものと批判されてもしかたない。抑制の効かなくなった状況を見て、軍事政権時代を懐かしむ声さえ上がっているほどで、急激な自由化の賜物とでも言うべきなのか。

時は21世紀、現政権もあと半年あまり、この4年の間、果たして何を目指したのか、国民生活より、大統領の理想とした北を包括した新アジア大陸一大構想の実現といったところなのか、その奥底に実現しえなかった大韓帝国設立の再来にとの幻影でも抱いたのであろうか、急激に無し得そうもない、統一への布石はこの私だという、幻想にかられた4年であったのかと、当時なりもの入りで大統領に就任したノ大統領。一時期釜山大統領と揶揄された時期もあり、又選挙の勝因にインターネットの力が加担しその普及が進んだことも事実であるが、今そのネット社会の進展とともに、自制の聞かない暴走するネチズン「VANK」なる組織が韓国世論を誘導するといったまさに韓国の異常性が大変憂慮される。

単に韓国にとって、歴史問題は対日本に対して強行であるが中国の朝鮮半島属国発言に対しては卑屈な韓国、こういった発言を行うと親日とのラベルを貼り攻撃をしかけるような風潮が定着したのか、現政権の罪である。

月刊誌「正論}から見えるこの読者の世界観

2007年06月05日 | Weblog
 産経新聞社系列の月刊誌「正論」の談話室というサイトに触れた、ひとつのテーマに対し読者が自由に意見を述べ投稿することができる。
月に2度のテーマが用意され、さまざまな読者からの意見を見ると、特に近隣韓国、中国、又在日への評価に怖いぐらいの意見が述べられている。
又再び、大日本帝国の精神を取り戻し再び進軍すべきなど、勇ましい内容は戦慄さえ覚えるような内容の意見が述べられて、平気に近隣諸国を侮蔑する、品格のかけらも見られない内容が多く見られる。
この雑誌の執筆者もある意味未来志向にはあらずして、いたずらに中国、韓国の脅威論を謳う人が主に中心となっている。
ある意味嫌悪感もさることながら、日本に潜むある意味極右思想を持つ人たちのフォーラムのような感想すら持つ。
むしろ、正論を超えて極論に近い、一度ご査収あれ。


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山古志復興映画の制作の資金の応援を神戸から

2007年06月04日 | Weblog
山古志の復興映画が資金難(新潟日報) - goo ニュース
この問題即座にこれまで山古志とかかわりあった人達に連絡を取り、先日会議を行った結果、応援呼びかけ人とし弘利が行い、神戸市議の浜崎ためしが中心的な支援を行う。特に浜崎ためしは副議長当時に山古志からの童地蔵を神戸長田に受け入れ神戸と山古志の交流にこれまでも尽力しており、今後も息の長い交流を目指しておりその一端になればとの協力を表明している。
この状況については、山古志支所に本日連絡をしており、限られた時間内で効率的な活動を展開していきたい、尚神戸の目標は千口としたい。
今後具体的な動きはその都度公表し、関係者に報告する。