今回は飛騨路の自然を駆け抜ける高山本線を旅しました。まずは東海道線を乗り継ぎ沼津に向かいました。本当ならそのまま浜松に向かうつもりでしたが、沼津からホームライナーが出ていることを知り、乗車整理券を買って乗り換えました。
しかし指定された座席は通路側。車掌さんに窓側にしていただくように言ったら、
「空いている席はご自由にお座りいただいて構いません」
とのこと。車両が373系だったのでテーブル付きのコンパートメントに座りました。ここでぼくは移り行く朝の富士川などの景色をワイドビューな窓から眺めました。
わずかな間でしたが快適に過ごせたので良かったです。静岡からは東海道線の313系2500番台で浜松へ。列車は後の211系を浜松で切り離した後豊橋行きに化けました。でもぼくはお昼ご飯を買うため一旦降りました。
その後は特別快速で豊橋に向かいました。転換クロスシート車の313系5000番台でした。列車は浜名湖と遠州灘の間に架かる橋を渡りました。
豊橋からは名鉄の快速特急で新鵜沼へ。2200系ミューレッドでした。せっかくなので特別車に乗車。車内で浜松で買ったうなぎ飯を食べました。
木曽川の峡谷、日本ラインを渡ったら、新鵜沼に到着しました。
となりの鵜沼から高山本線に乗車しました。来たのはクロスシートのキハ25系。ワンマン運転でした。
下呂駅を過ぎてからは益田川とともに、温泉旅館が軒を連ねていました。
列車の終点、高山で下車しました。駅のショーケースには家具が展示してありました。高山は家具で有名な街みたいでした。
お土産に朴葉みそを買うように言われていたので約束通り買いました。
帰りは濃飛バスの高速バスに乗車しました。車両はエアロエースでした。
バスは高山の市街地を抜けた後、雪の中を走りました。
休憩は平湯温泉、中央道諏訪湖サービスエリア、釈迦堂パーキングエリアの3か所でした。
半分は山岳地帯を走り、もう半分は高速道路を走るという特徴ある路線で面白かったです。
夕飯は諏訪湖サービスエリアで長野名物鶏肉の山賊焼きと、ソースローメンをいただきました。ソースローメンは、見た目は焼きそばでしたが、麺は少々太くて硬く、ソースもウスターソースで、独特の味わいでした。
今回は高山を旅しましたが、飛騨の風景が織りなす美しさや、絶品料理をたくさん楽しめて、充実した旅でした。
零士の旅行記、ごきげんよう。