零士の旅行記にようこそ。
11月29日をもって、零士は16歳になりました。ちょうど中間テストの期間で大変な時期と重なってしまい、ブログの更新が遅れてしまいました。これからは何とか通常ペースに戻しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
テスト終了後、祖母の用事で道志村の家に向かうため、湘南新宿ラインの特別快速で新宿に直行。しかし、乗車予定の中央高速バスの山中湖行き窓側が空いておらず、次の便の乗車となりました。フジエクスプレスのニューセレガの新型は満席で出発。待っていたら、富士急山梨バスのニューセレガ初期型が入ってきました。
正直前の便の方が車両も行き先も良かったのですが、ぼくの乗った便は河口湖止まりでしたがガラガラでした。
たいていの乗客は富士急ハイランドで下車し、山中湖ではあまり乗降がない印象でしたが、どうしたのでしょう。
河口湖駅に到着。柱は富士山から流れ出た溶岩で固められていました。
河口湖からは富士急の列車で富士山駅に出ました。車両は6000系。元JR東日本の車両でした。
車内は木を多用した水戸岡デザインでした。
JR時代の面影はところどころに残っていました。
富士山駅には浅間神社の玄関口なのか、鳥居がありました。ついたころには暗くなっていました。
道志行きの富士急山梨バス最終便で無事着きました。降りる場所のバス停の名前が変わっていてびっくりしましたが、自由乗降権を発動し、下車しました。
「バス停の名前が変わったのはずいぶん前ですが、データが古かったのを変えたんです。すみません」
と運転手の方がおっしゃっていました。祖母が迎えに来てくれました。お誕生日のお祝いをしてもらい、1日目は終了。
翌日は観光農園まで祖母とお散歩。川魚の釣り人でにぎわう場所です。
写真の建物はバーベキューコーナーです。夏場はキャンプ客でにぎわいます。
祖母の家に戻ったらクリスマスホーリーが植えられているのに気付きました。もう12月。早いものです。
出発前に、道の駅どうしでソフトクリームを食べようと思ったら、新しく白桃味がでていました。
道志の山が再現された水汲み場?がありました。よく小さいころはそこで遊んだものです。
道志を離れ、山中湖旭日丘経由で御殿場駅に出ました。御殿場から小田急箱根高速バスに乗車しました。今年導入のエアロエースが来ました。
星の王子様ミュージアムを通りすぎました。
バスは箱根ガラスの森を通る便だったので、少々時間がかかりましたが、リクライニングシート、新型のエアロエースのおかげで満喫でき、むしろもう少し乗りたかったように感じました。
仙石高原のすすきが一面に広がっていきました。中学時代の友達を連れたときには雪でした。(秘密の箱庭で遊びましょ。を参照ください)
終点の桃源台からは箱根登山バスの芦ノ湖スカイライン線に乗車し箱根町港に出ました。
箱根海賊船(写真はロワイヤル号)が1000円なのに対し、芦ノ湖スカイライン線は700円台と安かったですし、前から気になっていました。いざのってみると、芦ノ湖のほかに、愛鷹山の山々や駒ケ岳、さらに遠くの方にかすんで駿河湾が見えていました。運転手の方が説明して下さり、さらに楽しめました。
駿河湾は運転手の方に言われてやっと気づきました。
箱根町港は箱根駅伝のゴールということで、銅像がかざってありました。もうじき年末年始。今回はどこが勝つのでしょうか。
歩いて箱根関所を見学。お昼は見晴らしのいい茶屋で、名物道中だんご、みそおでん、道志で買ったおからドーナツを食べました。
そして、芦ノ湖を眺めました。芦ノ湖遊覧船が小さく見えました。
箱根町港に戻り、元箱根方面に向かおうとしましたが、前の便が混んでいたことや、せっかくなので新型エアロスターを狙おうということもあり、少し待ちました。
狙いは的中!これに乗って箱根神社入口に向かいました。
石段を登り、箱根神社に到着。誕生日記念ということで、良い一年になるようお祈りしました。
九頭龍神社も見てから行きました。
芦ノ湖に浮かぶ鳥居は美しい姿でした。
元箱根港から箱根登山バスで、お玉が池を見ながら旧街道に進入。
旧街道石畳で降りてみました。
滝廉太郎作曲の箱根八里は、旧街道石畳を飛び跳ねながら歩くリズムから生まれた曲で、旋律が浮かんできそうな気がしました。
再び乗車し、ホテルはつはなに向かいました。旧街道線は、いすゞエルガミオといった中型車が運用されていました。
ホテルはつはなで帰りの高速バスを待っていたら、ホテルの方に
「寒いでしょう。中で待ってください。」とおっしゃってくださいました。たくさん歩いたので、足が痛くなり、ホテルに泊まって温泉でゆったりしたいと思いました。でも、我慢しました。
しばらくすると、ホテルの玄関に帰りの小田急箱根高速バス、箱根湯本エアライナーが付けられました。車両は御殿場営業所のエアロエース。楽しみの尽きなかった旅のしめくくりとなりました。
零士の旅行記、次回までごきげんよう。