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零士の旅行記にようこそ。
秋田内陸縦貫鉄道への変更を決意したぼくは早速奥羽本線の普通列車で大曲に向かったのですが、ここで強風のため対向列車が遅れてしまいこの列車も足止めになりました。
このままだと予定通りにいかなくなり八方塞がりになってしまう・・・秋田新幹線こまち号の追い抜きに希望を託しました。しかしこまち号も運転を休止しておりもうだめかと思ったそのときでした。なんと1本前のこまち号がこちらに向かっているではありませんか!!
急いで特定特急券を購入して乗車しました。全車指定席のこまち号ですが、秋田~盛岡までは特定特急券を使うことで安く空席に座れるようになっていました。
列車は角館に向け走っていきました。大曲に向かう途中でみた西仙北の民俗文化財の祭りで使われる大綱の展示があったので写真に撮りました。
列車は角館駅に到着。ここで秋田内陸縦貫鉄道に乗り換えました。その前に観光案内所で少し休むことにしましたが、武家屋敷のある地らしくものすごく歴史のある古い蔵の中にありました。
中に入って見渡すと、ここが舞台の歌舞伎の演目である義経千本桜の様子が再現されており、荘厳な雰囲気に圧倒されました。
駅に戻ると列車はすでに止まっていました。秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線、通称スマイルレールを走る急行、もりよしに乗車。急行券が必要でしたが、土休日限定で1日乗り降り自由なホリデーフリーきっぷを買うと、急行列車にもそのまま乗れました。
発車してしばらくすると、上桧木内川を通過しました。沿線にはこのほかにいくつか川を渡り、中でも一番の名所が次回の記事で渡る川でした。
列車の座席をよく見ると、なんとかわいらしい秋田犬の柄でした。その他にも随所に秋田犬の要素があり、さらに沿線情報もたくさん。
なかでもこの列車にはアテンダントさんが乗務しており、沿線の案内などで旅を楽しませてくれました。不安も少しは和らいだかな・・・
さらにアテンダントさんはご当地のお土産品などの車内販売も担当。ぼくの前で立ち止まったので、沿線の笑内駅名物チーズまんじゅうをいただきました。白あんにチーズの入った笑顔になる饅頭でしたが、よく見たら片目がありませんでした。
次回からは沿線の景色が雪に変わり、さらに見どころも増えていきますのでぜひ続きも見てください!零士の旅行記、次回までごきげんよう。
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