娘のれい(18期生・三重大学教育学部1年)とれい(18期生・保育園勤務)が夜行バスに乗る頃だ。
大阪から高知までの二人旅、そして双子旅か。
大学生のれいはともかく、社会人となっためいにすれば貴重な休みに夜行バス。
さらに翌日の夜は高知のホテルに宿泊。
つまり、社会人にとり連泊できるような休みはほとんどない。
ことに保育園勤務においては。
ゆえに楽しんでほしい。
自由の翼を心行くまで広げて欲しいのだ。
二人の目当てはライヴだそうな。
よく似ている。
俺もまた夜行バスを乗り継いでは全国を旅していた。
目当てはプロレス?
それもあるが、東北地方で高橋竹山を追っかけていた頃が懐かしい。
明日はリッツ・カールトンだ。
人事担当者に話を聞きたかったが、休日は人事担当が休みだとか。
ただ、リッツ・カールトンの場合、採用の中心が面接だと聞いた。
当然、英語は話せるほうが望ましいとも・・・。
少し前に塾を辞めた生徒のことが頭にあった。
フライトアテンダンスの身長制限で小さな頃からの夢を断念するに至った女の子だ。
好きな英語を生かせる職種は何か・・・。
いろいろ考えあぐねたすえに一流ホテルマン、いやウマン・・・に辿り着いた。
ちなみにこんな時代でも国内ではホテルマンって呼んでいる、旧態依然やね。
ホテルへの就職、それも世界中に進出しているホテルへの就職だ。
具体的にはリッツ・カールトンはもとより、インターコンチネンタルやコンラッドなどだ。
大学のホテル学部なら、ネバダ州立大学やコーネル大学、ワシントン州立大学を卒業して海外で就職。
フランスのホテル・リッツに就職して、研鑽を積んだうえで日本に凱旋という手もある。
フライトアテンダンスに比べて、年齢が影響を及ぼすことも少ないはず。
明日、俺はそんなことを考えながらおんぼろエスティマを大阪に走らせる。
すんません。
塾を留守にします。
最近の国内航空会社の採用が滞っていることもあり、やはりホテル業界に人材が流入している。
ことに一流と呼ばれるホテルの倍率は1000倍を超えるホテルもあるらしい。
その激戦区でどうすれば勝ち残れるか・・・そんなヒントの一かけらでも見つけられればと思う。
たった今、太郎(10期生・東海理化)から電話。
いつものようにくぐもった声で「知らせろや」
越知の親父さんの葬式のことだ。
「ブログで知らせてるやろ」と俺。
「いつでもネットを見れる環境にない奴もおるやろ」
「へえへえへえ、すんませんな」
「拗ねるなよ。まあ、明日行くわ」
クリックのほう、何卒何卒!