「リアリティのダンス」

ウインド１０：３０、と手帳にメモがある。
なんか、忘れてたけど、行った。

「LA DANZA DE LA REALIDAD」

ああ、スペイン映画だったのか、で、メモがあったのね。

違う、これはスペイン語の映画だけど、スペイン映画じゃない、南米だ・・
風景、と、何より、その、なんていうの・・・魔術的、（とよく言われてる、感じ）

虚々実々。

スペイン映画もそういう、起承転結じゃなく、絵巻物的、スーパーフラット的、
で、南米の方が、もっとそのいろいろ度が、ひろ～～い。

映画通でもなく、この超有名な（らしい）アレハンドロ・ホドロフスキー、監督。でも知らず・・
８５歳。ワタシの母様と同じだ。１９２９年生まれ。チリ生まれ。
その故郷で撮ったらしい。だから、これは、チリだ。

大恐慌の年だ。母で言えば
尋常小学校を出て顔も知らない人と結婚して
お蚕を飼って、新聞は読んだ、本を読んでいるのは見たことがない、
テレビは見た、映画は見たことはあるんだろうか、
ちゃんと一生つつがなく（本人としては、つつがあったかもしれない・・）暮らした。

そういう人とそういう人が同時にどこかに生きてる、ってことだ。

こういうのにお金出してくれる人がいるのか。スゴイね。
メモに従って行って大正解。ＤＶＤあるのかなあ？？保存版。