proxima salida 「今夜、列車は走る」

今夜、列車は走る
２００４年アルゼンチン映画。

原題は「次の出口」、鉄道員ものだから「次の列車」？
民営化された国鉄から自主退職扱いで解雇された５人の鉄道員。
チラシのキャッチは「出口はきっとある」
ないから、こう言う。
評としては「まさに次代のケン・ローチ」がぴったり。

誘われてアルゼンチンに行ったのはたぶん２０００年。
その時も信じられない格差社会だった。
泊めてくれた友人の家は、みんなを泊められるほどアッパーだったけど
どんなにか健康保険や教育のことで日本が羨ましがられたことか。
毎日美味しいディナーと共に分からないスペイン語で
社会保障談議でしたさ・・もうチンプンカンプン。
たった８年の内に日本は多くのものを失くしました。

その後アルゼンチンは破産、破綻して、
日本でもアルゼンチン債を持っていた基金とか大問題になって、
その頃の作品だろうか。

弱り目なのでタイミング悪いな。また後で。

芝居はビデオに映らない

「弘知法印御伝記」試演会後の初稽古。
まず試演会のビデオを見るところから。

形や段取りの誤りはもちろん映ってますので
それは確認。

人間の目は一体何を見ているんだろう？
レンズは、暗さ明るさ大きさ小ささetc
ずいぶん多分正確に（客観的に）映すけれど
人は多分見たいように見る。

映っているたくさんの課題をクリアするのも大変だけど
それでも、それはそれ。
目標は遠大だあ・・・

撮影２ 笹団子結構うまくなりました

笹団子工場シーン、９シーンの撮影予定。
１シーン３カットとしても２７カット・・でしょ？
全部撮れるの？と思いましたが
結構まわしっ放しとかもあって、無事終了。

「火報が誤作動で鳴りっ放しになって
セットが遅れてすみません、」って、
火報の線バツッて切られてますけど、いんですかい？

笹団子１００個は巻きました。
（ネタを作ってくれるスタッフさん、ありがとうございます。）
いつもの笹団子、なんとなく笹団子、怒りの笹団子
これで最後の笹団子etc。

慣れるもんです。

「歌わせたい男たち」

歌わせたい男たち新大卒業公演でした。

永井愛さんはうまいなあ。
２時間・５人・学校の保健室一場で見せきります。
ウェルメイド・笑い・涙。テーマばかりがあれこれ言われるところ。
井上ひさしさん直系。

Ｔさま。
ずっと見続けてくれて本当にありがとうございました。
どんなに励みになったことか。
これからも応援してくださいね。

チャリなくなっちゃいました

車に積んで愛用していた折りたたみチャリでしたが
駅前に停めておいたところ不明になりました！

まあ10年は乗ってる年期物で
チェーンが切れたりしてチャリ屋さんにも呆れられていましたが
ないと超不便にて。
鍵とLEDライトつけて9620円、安物です。幼稚園黄色。

散々だ

新潟市市民活動支援センターのリソグラフが故障して
17時過ぎに搬入しますと約束した印刷物が
16時半にしか印刷予約できず
実はまだ修理中なのをだましだまし使い
17時20分！遅刻だ！搬入

したと思ったら、キャストの名前が違います！と
当の出演者から、TEL！
申し訳ない！未だ嘗てそんな大失敗はしたことありません。
ほんと申し訳ない！
すぐ差し替えます！

がしかし、リソグラフは今も修理中。明日朝一がせいぜい。
予約！

観念して、20時5分帰宅。
したと思ったら20時に来ましたが不在でした。
と、宅配便不在連絡票あり。

ううん、今来たの？？いつ来たの？？

「西脇順三郎記念館」

西脇順三郎記念館
花火のついで？に。

記念館と言っても「小千谷市立図書館」３階に併設。
記名簿？によると、９月６日から来館なし。
そうか・・・

絵画も１５点ほどあって（照明は蛍光灯ですが）
あの水彩みたいな油彩、青～紫、青～緑は独特。
有名な「＜覆された宝石＞～」や
「旅人帰らず」と一緒に
「まさかり」という詩の掲示があって
はじめて読みました。
ユーモラスでおっかなくて、何よりネトネトしてなくて。

「風土」なんて言い訳じゃない？

片貝花火

片貝花火
なんたって１０万人の人出です。
人ごみ派でないので誘われなければ縁もないわけで
しかし、行ってみれば、素晴らしかった。

もう尺玉で十分びっくり。悲しいかなすぐ慣れて
世界一の四尺も素晴らしかったけど、最初の尺玉で驚異。

地元浅原神社奉納の、純粋に地元の花火・祭なんだあ。びっくり。
お客様は神様な観光イベントじゃなかった。
江戸時代天領だったそうで職人が多くて、その頃からの花火大会で
最後の四尺は町民が神社に奉納、
みんなでお金出して、それぞれの全ての幸を祈る。

ごみ箱の設置なし。全て持って帰ってね。
できない人はもう来なくていいです。ってアナウンスは
それだけ困ってる、ってことでしょうが
ゴミがあふれる各種イベントに比べたら
ホントに、きれいでした。立派です。

笹団子講座２

映画塾で、撮影練習用笹団子KITを手配した、ということで
さすが、新潟では
お菓子材料店に笹とか井草とか包むKITまであるらしい。

中味、上新粉とか、よもぎとか、あんこもあるのでしょうが
そこは、包む練習用ということで、粘土もらいました。
包んでみると本物そっくり。粘土に笹の香りが移ってて
間違えてたべるかも？

めざせ一日１０００個！撮影は１５日？か？

浅野弥衛展

打ち合わせに、砂丘館へ。

蔵で「浅野弥衛展」
大正はじめの生まれで、没後１０年位。長命です。
ずっと鈴鹿に暮らしたらしい。
「大正生まれの抽象画家」という副題。
なんか面白い。とても楽しい。
ほとんど線と面だけ、白と黒。

三重県美の展覧会カタログもあったけど
写真ではなかなか伝わらないかも？
きっと三重は郷土作家という位置づけなんでしょうが
砂丘館は多彩な作家を紹介していて
すごいなあ。