ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

この頃

2024-07-21 | 日記
オレンジ郡ラグナビーチ:涼しい!


この1、2ヶ月加州内外の小さな旅をいくつかして、40度C以上の日が長く続くセントラルヴァレーを抜け出していた。その合間に、夫の「仮住まい」、またの呼称「この世の衣保管所」へ行っては、夫と「話」をしている。旅立ちから一周年の7月16日にすれすれ間に合って、ようやく墓碑も設置された。よかった。この市営墓地は経営の仕方に問題があり、ニュースになり、墓碑はもうほぼ9ヶ月前に墓地管理事務所に納入されていたにもかかわらず、一年かかった。しかしながら、墓地自体はいつも丁寧に手入れされている。

娘たちや息子たちもそれぞれひとりで、あるいは子供たちをつれてたびたび花を携えて墓参している。5歳になる子は、墓碑を見て、「おじいちゃんはここにはいないんだ。実際(=actually 最近この子はこの言葉を頻繁に使うようになった)には僕たちのすぐそばにいつもいるんだよ。」と言った。あの最後の夜、おやすみなさいをしてからも、ずっと夫の手を握っていたこの子は「わかる」のだろう。

先日のある朝早く花を抱えて訪うと、初めて墓碑が設置されているのを見た私は、やはり涙が溢れた。命日には教会のことをまず朝一番に行い、改めて新しい花を持ってお墓参りをした。墓地は我が家から3マイル少しのところにあるので、そこを通りかかる時には、いつも「元気?これからXXXへ行ってくるわね。」などと話しかけるのが新しい癖である。

私の半身半心を一緒に夫が持って行ったかのように感じる時があるが、それでも、毎日起床する時は、今日はあれをして、これをして、と思えるのは、嬉しい。17歳でイエス・キリストの福音に帰依したことを今更ながら、このために備えてのことだったと実感する。そこから湧く希望の力はとてつもなく大きく、日々を有意義に過ごすための原動力である。

世は夏休みで子供たちも夫や私のしてきた家族バケイションにならって、毎年あちらこちらへ。
長男一家はフロリダへ飛び、長女一家は、今年はいろいろ小旅行をしてきたが、11月に第三子(#11の孫)が生まれる予定なので、夏はのんびりと過ごす。次女も来年早々第三子(孫#12)が生まれる予定。今年は親子四人でアラスカ・クルーズを計画していたが、彼女の体調を鑑みて、また15ヶ月児を連れてのクルーズは大変過ぎると、在宅し、夫と長男5歳が、アラスカに行く。


初レストランデビュー(孫#10:お行儀よくまた騒ぎもせずにいたのには、皆驚いた。

次男は、スェーデンから上海へ飛び、今は上海ディズニーランド訪問中。8歳と5歳の子供たちは、昨年はアナハイムのディズニーランドをいとこたちと連れ立って楽しみ、この春にはフランスのディズニーランドも訪問した。ディズニーランド好きは息子ゆずり。世界中のディズニーランドを経験した息子曰く、日本の二つの施設が一番良い、と言う。中国の後は、24日からしばらく宮古島を楽しむそうだ。一方マサチューセッツ州の三男一家は、アイダホ州にある山荘でゆっくりと休暇を過ごす。


 
休暇前に、「おとうさんのオフィスへ行く日」があり、次男は5歳の息子と出勤。ランチを済ませたら日課のお昼寝をオフィスの片隅で取る。



私は長姉と秋の日本行きの打ち合わせと避暑に、また北上する。日本では温泉旅行もするが、その山のてっぺんにあるホテルの客室には内風呂温泉がある。温泉は、小学生の時家族旅行で行って以来だ。温泉エキスパウダーなどがアメリカで人気があり、常々本物の温泉につかりたいと願ってきた。死ぬまで生きると決めた私の心身の湯治である。

楽しみ!





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