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私の隣街のカリフォルニア州ヴァイセリアのマウント・フィットニー高校にて2004年、マイクロソフト社創立者のビル・ゲイツが学校では学ばない11の項目についてスピーチをした。彼は、「誰もが心地よく、政治的に正しい」という教育が、いかに現実の概念を持たない世代の子供たちを育成し、現実世界での失敗に貢献したかについて語り、成功するには、次の11のルールが必要だと説いた。
ルール1:人生は公平ではないーそれに慣れること
ルール2:世界はあなたの自尊心を気にかけない。世界は、あなたが自分自身に満足する前に何かを達成するのを期待する。
ルール3:年収6万ドルを高校卒業後一年では得られない。電話付の車に乗る副社長という位はそれに値する働きや実績がなければ獲得できない。
ルール4:教師が厳しいと思っているならば、上司を持つまで待ってみなさい。
ルール5:ハンバーガーを裏表焼くためにそれを裏返したりする仕事(=さえない仕事=最低賃金の仕事)はあなたの尊厳にかかわることではない。あなたの祖父母は、さえない仕事に対して(さえ)別の言葉を持っていた。彼らはそれを「機会」と呼んだ。
ルール6:あなたが失敗しても、それはあなたの両親のせいではないのだから、自分の間違いについて泣き言を言わず、それから学ぶこと。
ルール7:あなたが生まれる前、両親は今ほど退屈な存在ではなかった。彼らが退屈に見えるのは、あなたのために様々な経費を支払い、あなたの服を清潔にきれいに保ち、あなたが自分がいかにかっこいいかを話すのを聞いて、そうなったのである。そのため、親世代に寄生する存在で熱帯雨林を救う前に、まず自分の部屋のクローゼットの害虫駆除をすることである。
ルール8:(ゆとり教育のおかげで)あなたの学校は勝者と敗者という分け方を廃止さえしているかもしれないが、人生はそうではない。 一部の学校では、不合格の成績のつけ方そのものを廃止しているが、それは現実の生活で少しもそれに似たものはない。
ルール9:人生は学期に分かれていない。 あなたは夏休みを取らず、あなたが「自分自身を見つける」のを手伝うことに興味を持つ雇用主はほとんどいない。 あなた自身の時間にそれをすることである。
ルール10:テレビ(の番組)は現実のものではない。 実生活では、人々は実際に(長居したい)コーヒーショップを出て仕事に行かなければならない。
ルール11:オタクに親切に。 おそらくあなたはそうしたオタクの一人のために働くことになるかもしれない。
–ビル・ゲイツ
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法の下の平等、と掲げる国があります
でも、現実は違います
自由、平等、博愛を掲げる国があります
もし、ソレが達成されていれば掲げる必要はありませんから^_^
夢は平等に、諦めなければソレを達成することは可能です
ただ残念なのは日本では奨学金を返済しなければならず、本当に真面目な人は返済に苦しんでいる人も少なくありません
返還しないままの人も多いのだそうです
今はクラウドで資金を集め、夢を叶え、サポートしてくれるシステムがあります
ビル・ゲイツ氏は現役を離れても、いかに世界を社会をより良くするかにその頭脳と人脈を活用してくれています
好きなことに邁進した彼の姿はなかなか真似できませんが、情熱を持つことの素晴らしさを教えてくれますね
なんでも楽に手に入れられる世界とは夢のようですが、実際にはそれは人間の原理に反していることでもあると言われます。そこからマルクス主義は発達し、社会主義が生まれ、共産主義が育ち。。。云々ですが、苦労して手にしたものは楽に入るものよりも貴重だと感じる心が人間にはあります。人よりも早起きして仕事をし、精一杯働いて、そして他者へのいたわりを忘れない、つまり風の又三郎のような生き方を私も真似たいものです。