ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

「落とした」お金

2019-02-05 | アメリカ事情

 isak55/ShutterStock

 

 

 

 

私はチェックアウトする列で、前から3番目に並んでいたのですが、ひとりの婦人がレジ台で支払わんとしていました。彼女は最小限の商品、キャットフード2缶、マグロ缶ひとつ、パン1斤、ミルク1クォートパック、クッキー1箱、などを買おうとしていました。 レジ係が彼女に合計を言い渡すと、彼女はすでに現金を手にしていました。すると、その合計には86セント不足していたのです。 彼女はハンドバッグを探ってみましたが、無駄でした。「何かひとつ元に戻しましょう」と彼女は言いました。 私のすぐ前の男性は、自分のポケットを探るとすぐ1ドル札を取り出し、まるで何かを拾うかのようにかがんでから、その1ドルを差し出して、先の婦人にこう言いました。「私は今あなたがこれを落としたと思います。」



ニューヨーク、イーストロチェスターのマイケル・F.・ハーバーガーさんのお話

リーダース・ダイジェストから。


このような方もいらっしゃる世界、明日がいい一日になるような気が私はします。


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