ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

先生からの手紙

2021-09-29 | 人間性

kiddiesdentalcare.com.au

リテイナーと少女

 

 

友人は8歳の息子の先生からこの手紙を受け取った。

彼はASD(自閉症スペクトラム障害)とADHD(注意欠如多動障害)を持っている。

2年前、彼は自分の行動を制御できなかったために停学処分になった。 そして現在、新しい学校での特殊教育プログラムに参加している。

この出来事は友人の心を溶かした。

 

「私たちが______をどれほど誇りに思っているか、そして彼が今日クラスの皆に対して示した親切な行動をお知らせしたいと思いました。今日音楽教室で、あるクラスメートが部屋の隅で泣いていました。 _______は、このクラスメートがどうしたの自分が聞いてみようかどうか私に尋ねました。私は彼に、ええ、私が助けられるかどうか私に知らせてちょうだいと答えました。

数分後、彼は戻ってきて、彼女がリテイナー【歯科矯正後の歯列固定装置】を失くしてしまい、両親が腹を立てるにちがいないと思って、泣いていると私に言いました。彼はそれを探すのを手伝うことを申し出ましたが、彼女は非常に動揺していました。また、彼が、彼女のリテイナーを見かけた場合にそれを認識できるように、どういうものなのか1枚の写真を見せるように私に頼みました。

彼の優しさは彼女をチェックするだけでなく、さらに、彼はそれ(リテイナー)がいくらであるか尋ね、私はとにかく200ドルから400ドルくらいの高価なものだと彼に言いました。彼はそれに答えて、「ああ、もし僕がお小遣いを使ってしまわなかったら、彼女の両親が怒らないように、彼女にそのリテイナーを買うのに十分あったかもしれないのに。」と言いました。

こんな彼のいるクラスを担当することは喜びであり、これ(彼の親切)は今日だけではなく、いつでも周りの仲間に思いやりと親切な態度を示し、できる限り助けたいと思っていることを親御さんのあなたに知っていただきたいと思いました。」

 


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