中学時代から42年!同級生コンビのつぶやき

日々の生活の中での雑想文。時代の狭間に在するアラフィフの想い・・・。

「体罰」の捉え方

2019年11月14日 05時23分50秒 | アラフィフ
九州のバスケットボール強豪校で、「体罰」があり、指導者が指導停止で、処分を検討中。

はたまた、関西では修学旅行先で、19名の高校生が、「就寝時間」になっても寝ない。禁止事項の「他の部屋に移動」を見つかり、「平手打ち」等の「体罰」で、教諭の処分が決定。


昭和の親父の「時代」では、どちらも「経験」がありますが、正直なところ、現代の「体罰」の捉え方には複雑な思いがあります。


指導者の「やり過ぎ」があれば、問題と感じるのは、今も昔も変わりませんが、「程度」の問題だと思います。


前者で言うと、「強豪校」の体育会系では、多かれ少なかれ、男女問わずに指導者からの「体罰」はあり、むしろ、指導者からの「体罰」よりも、「上下関係」の方が、きつかった。



指導者も、保護者の前でも厳しい指導?は行われ、保護者も、ある程度受け入れていた時代に育ったと今でも認識しています。


後者に関しては、「修学旅行先」での「就寝時間」以降の行動は、「見つかれば叱られる」という「確信犯」での行動で、「ルール違反」を認識の上での行動には、その先の「体罰?」を認識しながらの「責任行動」で、宿泊先の廊下で「正座」、「張り手」は経験しましたが、教師に対して表面上は文句を言っても、「体罰」という認識を持つ仲間はいませんでしたね。

「ルール違反」をすれば「叱られる」という事が分かっている上での、「教師の目を盗んでの」旅先での悪さ。

枕投げ等、昔から続く子供達の「伝統行事」と、教師との「いたちごっこ」もそうだと思いますが、「枕投げ」は「連帯責任」で、参加しない子まで叱られ、抜け出しを見つかれば、
「個人責任」で当事者が叱られる、信賞必罰と、子供も大人も認識していた時代だったのでしょうか。


賛否両論ありますが、「体罰」を意識して、「悪い事をしても」叱る事すら無くなってきた学校に、子供を叱る事もしない家庭環境は、若年層の犯罪や、子供の虐待や、赤ん坊を殺してしまう親、親、親類を殺してしまう子供の多発を考えると、過度な「体罰?」の規制が、社会問題に繋がっていると感じます。