中学時代から42年!同級生コンビのつぶやき

日々の生活の中での雑想文。時代の狭間に在するアラフィフの想い・・・。

入学式-2 校長は茂木健一郎氏だった!

2021年04月09日 23時28分00秒 | アラフィフ
先日は娘の大学入学式。

今日は息子の高校の入学式でした。




個性的な息子は、

普通の学校では満足できない...

いえ、物申したくなる事が
山ほどある息子は、

個性を最大限に尊重してくれる
通信制+サポート校のある高校へ進学。


新宿の高層ビル群を横目に通う高校は、

留学生の語学学校も同じビルにあり、
国際交流も可能な環境。


担任を自分で選べるユニークな点、

そして3泊4日、毎年スクーリングで
屋久島を訪れることができることに、

息子は大変興味を持ち、
即決した高校です。


全国に、
さらにはカナダにもサポート校があり
生徒数は8000人。

日本最大級の通信制高校。


そんな高校の東京キャンパス、
秋葉原キャンパスの合同入学式。


新入生全員の呼名のあとが
校長からの式辞。

司会者に紹介された、その校長は...


なんとあの脳科学者、茂木健一郎氏!

茂木さんが今年度から校長に就任。

本日その事を初めて聞いて、サプライズ!


茂木校長はこれまで、
屋久島のスクーリングや、
学校パンフレットにも登場し、

「生徒達で校歌をつろう!」プロジェクトの指揮もされていました。

学校側の熱意あるアプローチに応えて
校長を引き受けたと話していました。


15分にわたる茂木校長の式辞は

台本、カンペを読むこともなく、
まさに生きた言葉で語られ、
ありきたりの式辞では
全くありませんでした。


どこの式辞もコロナの話題が含まれる
ところがありますが、

茂木校長の口からは一言もコロナは
語られず、

とにかく生徒達の未来へ向けての
希望と、そして論理の式辞でした。


仲間の大切さについても、
何故仲間が必要なのか。

楽しく過ごすためだけではない事を
実例をあげ伝え、

ハーバード大学は勉強ができる人だけが
入れる大学ではない話もあり、

とにかく今の世界は
個性を重視している事を
皆に伝えていました。


今や、子ども達の方が新しい文明に
ついてきており、多くを知っている。

保護者の方が、遅れをとっている事も
投げかけられ、

子ども達の目指す未来を尊重してあげて
下さい!と熱く語ってくれました。


息子は、
そんな茂木校長の考えが
ほぼ自分の考えと
シンクロしていると話していました。

この学校は、
生徒達が興味をもったことには、
その道の本物の大人を招いて話をきく
機会を作ってくれます。

気象予報士の天達さんを招いての講義や、
絵本作家、漫画家...建築家...声優、

最近では起業に興味をもつ生徒が多いため、ファイナンシャルプランナーを呼んで
起業部たるものを立ち上げました。
起業部からは、自分で本を出版し、
ネットで販売、売り上げをあげた
先輩もいるレベル。

なりたい大人になってもらうために、
学校側は本当に熱意をもって寄り添ってくれます。


みんな右向け右で、
周りに、大人に流されていく光景に
大いに疑問を持っている息子に

ピッタリな高校が見つかり
これからが楽しみです。


同じ親の子でも、
一人は日本の昔ながらの王道進路を進み、
一人は個性重視の新しい進路へ進む。

自分で言うのもなんですが、

自分が子ども達それぞれの個性をしっかり
受けとめ、
これまで育ててくる事ができた証...

なのではないかと、最後に自画自賛!

入学、おめでとう㊗️