「黒い五月」の活動日誌

ティーカップから引っ越してきました。

平成が終わる前に書いておきたいこと

2019-04-30 11:11:00 | 日常生活
 といっても大げさなことじゃあないんですけどね。
 
 取り敢えず、平成、色々ありましたけど、ヲタクのブログらしく、一番印象深かったコミケを振り返ることにしましょうか。

 伝説のジェノサイド(c84)は、そこかしこで触れられているので、ここでは敢えてc56(1999年夏)のことを思い出してみましょうか。

 この年の夏コミについては、個人的には

 火攻め、水攻め、兵糧攻め

 ――と呼んでおります。
 ノストラダムスの大予言は外れ、ほっとしていた中、迎えた夏コミ。
 初日はいつものように猛暑(この時代には、8月の最高気温が30度を超えるのが、ほぼデフォルトとなっていた)で、中日はなんと15年振りだったという大雨に見舞われ、比較的若い参加者たちは慣れない悪天候に四苦八苦しておりました。
 それでもまあ、それなりに平和に終わったんですよ、ここまでは。

 そして迎えた、千秋楽。
 待ってましたとばかりにぶり返した熱波!
 それにも構わず、参加者たちはビッグサイトに押し寄せます。
 まあ、それも今だったらまだ想定内なのかも知れませんが、ここで何が問題になったかといえば、当時のビッグサイト内と周辺にはコンビニなんてものはなく、この時期に店を開けている飲食店も殆ど無く、数少ない自販機もお盆の時期に補充なんぞされているわけでもなく――

 前日の大雨による湿度と気温の上昇、そして何よりも飲料水の不足により、会場内はかなりの地獄になったのでした。
 
 当日の私はというと、ノンビリと昼過ぎの参戦を決め込んでいたのですが、家を出る前に知り合いのところに電話をかけると「助けてくれ」とか言い始めたので、ビビりましたわ。
 普段、そういう弱気なことは滅多に言わない人物なので、これは尋常な事態ではないと思った私は、チャリで猛ダッシュ(当時、交通事情が交通事情だったので、私の家からは、これが一番速かった)、途中、東雲のアブアブ赤札堂(今はオートバックスになってる)に寄って、ペットボトルのドリンクやら、吸うタイプのアイスクリームやらを買い込んで、ビッグサイトに駆けつけたのでした。
 まあ、当時は、まだチャリで来るツワモノも数が知れてたもんですから、堂々と正門のところの駐輪場に止められましたしね(おい)。

 そんな時代に比べれば、ここ10年、ビッグサイト内の施設は強化され、周辺の飲食店もお盆休みを返上して営業するようになり、交通事情、食糧事情は飛躍的に向上しておりますが、それ以上の勢いで参加者数が増大し、むしろトータル的な環境は悪化しているような気もしないでもありません。
 
 私の事情だけを言えば、加齢もあり、体力が落ちてきたのを様々な対策でカバーしようとしておりますが、それも追いつかねえ!(苦笑)
 
 遊びで行く分には、「楽しい地獄」だけど、仕事なったらただの地獄じゃ(え!?)
 というわけで、次の夏に向けて空調服の購入を検討している次第。