『ギャラクシー・クエスト』のDVDを見る。
『ピクセル』をきっかけに知ったタイトル。
「異星人が地球の(80年代の)フィクションを現実と勘違いする」というモチーフは共通している。
宇宙船の乗組員たちが大冒険するSFドラマ『ギャラクシー・クエスト』。
その俳優たちが、異星人にホンモノの宇宙戦士と勘違いされ、ホンモノの宇宙戦争に巻き込まれる。
印象に残るのは、主人公チームをスカウトする異星人たちの純粋さ。
彼らはどう説明されても最後まで「物事を疑う」という概念を持たなかった。
そんな彼らにほだされ、主人公チームは次第に、依頼への責任感を持っていく。
それで、ピンチに陥った時の対処法がふるっている。
キーになるのは、『ギャラクシー・クエスト』の重度なファン達。
制作側よりも公式設定に詳しい彼らが大活躍する様は、ある意味羨ましい。
自分の愛するSFキャラ達と一緒に、本当に宇宙を救うなんて、まさにファン冥利に尽きるだろう。
なお、余談ながら、この作品は字幕版も吹替版もそれぞれ持ち味が良くて楽しめる。
(作中の)俳優たちが、(作中の)制作スタッフにツッコミ入れまくる下りは笑えます。ホント。
それでは。また次回。