『ドリトル先生アフリカゆき』(byヒュー・ロフティング)、読了。
「ドリトル先生」シリーズの第1作。
この本の次に当たるのが『ドリトル先生航海記』である。
岩波少年文庫で久しぶりに通読し、まず驚いたのが、話の短さ。
本自体、『航海記』の半分程度の厚みしかなく、しかも本の後半は、シリーズ全体の解説になっている。
内容もまた、『航海記』以降のプロトタイプという印象がやや強い。
旅先のアフリカの様子についても、この作品が1920年作である事を重々踏まえる必要がある。
しかしながら、ドリトル先生がどうやって動物語を学び、獣医になっていったのかを知るためには必読。
『航海記』を楽しめた人にはオススメします。
それでは。また次回。