好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

英国紳士の秘境冒険・その1。

2020-09-09 | 物語全般
『ドリトル先生アフリカゆき』(byヒュー・ロフティング)、読了。

「ドリトル先生」シリーズの第1作。
この本の次に当たるのが『ドリトル先生航海記』である。

岩波少年文庫で久しぶりに通読し、まず驚いたのが、話の短さ。
本自体、『航海記』の半分程度の厚みしかなく、しかも本の後半は、シリーズ全体の解説になっている。

内容もまた、『航海記』以降のプロトタイプという印象がやや強い。
旅先のアフリカの様子についても、この作品が1920年作である事を重々踏まえる必要がある。

しかしながら、ドリトル先生がどうやって動物語を学び、獣医になっていったのかを知るためには必読。
『航海記』を楽しめた人にはオススメします。

それでは。また次回。


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