映画『第三の男』のDVDを見る。
1949年作。
映画好きなら必見という世評を昔から見かけていた。
それで勉強のために見た自分は、恐らくこの作品の魅力を理解できてない。
原因としては、制作当時の国際情勢について私が無知である事や、戦争というテーマ自体を私が受け付けられない事などが大きい。
そんな私なので、見ていて純粋にミステリ&サスペンスとしてストーリーを追っていく事になる。
主人公は、訪ねた親友が現地で亡くなった事を知るが、その目撃証言を洗い直すにつれて、交通事故があったとされる現場には、更にもう一人の人物がいたはずと知る。
その後の展開は、すれっからしの今時の人間ならある程度先を読める。
××のはずが実は……と気づく。
そうして明かされていく親友の正体が、序盤に語られていた印象とは正反対。
あまりにギャップが激しくて私は混乱。
いい人と思ったら実は悪人、で終わってしまったのが個人的には残念。
BGMが有名という理由も初めて知った。
ヱビスビールのCM曲なんですね。
『サウンド・オブ・ミュージック』の時にも思ったが、名作とされる映画の曲がCMで使われる事ってホント多いのね。
それでは。また次回。