リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

76. フロイデンベルク

2017年05月10日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.32

      

         クアパークの丘から見たフロイデンベルクの家々


▼フロイデンベルク 11月9日~11月10日(1泊)
  ◆11月9日(水) モノトーンの町   9500歩

  このフロイデンベルクは去年か今年見たテレビの旅番組で紹介されていた町です。モノトーンの屋根と壁が凛として美しく並ぶ様子に一度行ってみたいと思ったのでした。デュッセルドルフからケルンで乗り換え、ジーゲン駅まで行ってバスで町へ向かいました。
  駅は工事中らしく、出口がよくわからないような駅でした。今日も小雨で寒い日。三津夫にトランク番をしてもらってインフォメーションセンターへ。女性一人が手際よく対応していました。ホテルに行くにはモーレン・プラッツで下車すること、明日戻ってくると伝えると往復4回分のチケットを売ってくれて、「行きに2つ、帰りは2つ、こことここに機械で日付を入れてくださいね」とジェスチャー付きで説明してくれました。

  下車したフロイデンベルクは起伏のある小さな町でした。ホテルは町の中央に位置し、部屋にはゴージャスなバスタブもついていて、なかなか立派な作りです。
  まずは町に出てお昼を食べられるレストランを探しました。あまりお店も開いていなくて最後にようやく見付けたレストランでランチ。大きなヴルスト1本にゆでジャガイモ、たっぷりのカリフラワーと珈琲で一人8ユーロ強。ソースがしつこくなくて美味しく食べられ、しかも満腹になりました。
 クアパークの丘から見下ろす町の景色は本当に美しい(写真トップ)。雨が次第にみぞれに変わり、ここからの景色も晩秋を感じさせました。もしかしたら明日の朝は雪景色になるかもしれないと思いました。


▼フランクフルト 11月10日~11月13日(3泊)
  ◆11月10日(木) 油断して迷子になる 13464歩

  このホテルは朝食が一人5ユーロと安くてしかも上品でした。本当に雪が降ったので、朝食を済ませて急ぎクアパークの丘に登ってみると、まだほとんど人の足跡もなく、眼下には雪景色が広がっていました。昨日まで黒かった屋根が白くなってお菓子の家のようです。
 チェックアウトしたときに驚いたのは、国内の電話を2件かけたのですが請求がなく、申し出ると「国内は無料ですよ」と言われたことです。今まで何回もホテルに泊まってきて、そんなことを言われたのは初めてでしたから。ホテル・ツア・アルトシュタット。お薦めです。写真・下は雪景色のフロイデンベルクです。 


        

※ このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015 Midori FUKUDA

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