リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

80. 一人旅の始まり

2017年05月14日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.36


 

    

 


 

    

 

 3週間生活したアパートの様子大公開です。とても清潔できれいな部屋でした。大家さんも親切で、安心して過ごすことができました。ロフトのベッドは2台ついています。3人目はソファー。

 

写真には写っていませんが、もちろんトイレとシャワー付きです。廊下には共用の洗濯機、乾燥機があり、無料で使えました。15ユーロでサウナも入れますよ。私は時間がありませんでした。

 


 

 [パート3]一人旅
    ・今まで見た作品の位置情報の再確認
  ・よく写せなかった作品の再撮影
  ・リーメンシュナイダーの未見の作品を見る
   (アムステルダムとウンターエーベルスバッハ)

 ここからは一人であちらこちら写真の再撮影や教会の位置情報の再確認などで動き回る日々。面白くない話が多くなるので簡単にまとめます。本当に大変だった日だけ少し細かく書くことにします。

 


▼ヴュルツブルク 11月13日~30日(18泊)
  ◆11月13日(日) アパート住まい開始 4874歩

 

  8時の目覚ましのベルが鳴るまでよく眠りました。と言っても夜中のトイレは行きますが。よくトイレに起きたら後が眠れないと悩む方がいるようですが私は何回トイレに起きてもすぐにまた眠れるので気にしないで済んでいます。
  1階に上がるとルースがすでにオレンジ+レモンの生ジュース作ってくれていました。鼻の通りが悪いのでビタミンCが大事だと思ってくれたようです。カプチーノとパンで朝食をいただきました。トーマスは少しお疲れの様子で無口ですが、ルースはいつも笑顔で話しかけてくれます。日曜日は礼拝のある日で出かけるというので急いで支度をして一緒について行くことにしました。ルースは時間が無いので思い切り車を飛ばします。バート・ビルベルの教会に着いたのは10時ちょうどでした。
 この日の司教さんの説教は「死」についてだということはわかりました。でも詳細はわかりません。通る良い声で気持ちが伝わってくる様な話し方でした。賛美歌も声がよく響いて素敵でした。私は無宗教なのでこれは社会見学です。

  さて、今日からいよいよひとり暮らし。トーマスがフランクフルト中央駅まで送ってくれて、ペーターがヴュルツブルク中央駅まで迎えに来てくれました。みんな、ありがとう!

  ペーターはゲルブルンというヴュルツブルク市郊外にある町には行ったことがないそうで、しばらく探してようやくアパートに着きました。ベルを鳴らすと大家さんのアンドレアス・シェドラーさんが出てきました。私の部屋は2階にあり、そこまでトランクを上げてくれました。部屋の中はとてもきれいです。シェドラーさんはメールのやりとりもテキパキと素早く、誠実な方という印象でしたがお会いしてみるとそのままの感じの方でした。最初に契約書にサインをし、宿泊費をお渡しすると10ユーロ不足しているといわれてドキッとしました。あわててお財布を出しに行くと、「ごめんなさい、封筒の中にありました」とのこと。何回も数えたのに変だなと思ったのでしたが、単なる見落としで良かった。見守っていてくれたペーターは契約を無事終了したところで帰って行きました。その後も質問があれば1階に下りてすぐ聞くことができ、インターネットも順調に繋がりました。最後にカステラープラッツのバス停まで案内してもらい、近くのスーパーマーケット、レーヴェの所在地もわかって明日からの生活に向かう勇気が湧いてきました。

※ このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015 Midori FUKUDA

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