そういえば、うちのおじいちゃんって生地屋さんだった。
うっすらとした記憶では、小さいお店が沢山並んでる所だった。
出前のクリームソーダを飲んで、「こんなに美味しい飲み物が有るの?!」と感激したのは、はっきり覚えているけど。
あれから、それまで飲まされていたオレンジジュースを、嫌いになった。
母が布を見て、「使うあてはないけど、このまま捨てるのは忍びない。」と言うので、持ってかえってきた。
20年以上も放置しておいて、それはないでしょうと言う気もしないでもないが・・・。
お店は「白生地屋」だったと言う割には、柄物ばかり。
そもそも、「白生地屋」っていうのをよく知らないけど。
コットン100%、裏は黒無地。
水通しをしたら、ものすごく色が出た。
ほぼ色落ち無し。
母に「洗っても臭いが取れないのが有るんだけど。」と報告すると、
「別に要らんよ。」と、言う返事。
ま、そうだろうけど。
頭に突き刺さる臭いが残る合繊の生地は、捨てた。
我が家で使う物を作っても、布の量は減らないので、
実家の座布団カバーと、妹のパジャマズボンを作ろうと思う。