ホビーコース日記♪

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パターン「見返し」について。

2015-09-27 23:56:37 | パターンメーキング

 アパレル関係者でもなんでもないけど、お稽古で洋裁習ってます。

パターン検定2級も受けて(まだ合否は出てないけど)、だいぶ本格的になってきてると思うんだけど、どう?

 

  

 

ジャケットのパターン。

黄色は、バストラインね。

赤いところに注目して下さい。

この見返し線は、一応、なめらかな線に直したつもり。

いつもここがカクカクしちゃうけど、それではダメです。

なぜでしょう??

 

「本では、ここはなめらかな線になってる。」とか、そういう答えではダメですよ~。

 

なぜカクカクじゃダメなのか?

 

 

それでは、

答えいきますよ~~。

 

 

 

 

答え:

この部分の見返しは、丸いバストの上に乗ってます。

ここで生地がスムーズに動くためには、この部分が斜めの方が、生地が動きやすいんです。

バストトップ周辺に生地が引っかかるより、なめらかに動く方が、

着心地が良いのは想像つくでしょ。

 

 

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 で、左側は見返しのパターンね。

この時点では、このパターンは前から見た時の単純な平面のパターン。

 

次に、平面の衿が返った時の布の厚み分を、出す。

単純に布の厚みだから、返り線に対して平行に出す。

でも、この平行っていうのが、切り開くと、正確にするのが難しくない?

目分量っていうのもあるけど、それは器用な人しか出来ませぬ。

 

「正確に出来ない。。というのではなく、

正確に出来る方法でやる。」という、五十嵐先生の教えは、次のとおり。

 

返り線に対して、直角になる線を引く。

(紙をカッターで切るので、紙の端まで線を引く。)

返り線を含む逆コの字型に切り取り、

平行に動かす(緑の線に沿って動かす)。

 

単純な事だけど、知らなければこのやり方は思いつかないのよ。。

ピッ―ーって適当に切っちゃう。

 

見返しは、表身頃より内側にあるから、

その部分の操作も有るんだけど、それはまた機会があれば。。

「内回りだから、単純に小さい。」と思ってたけど、それには理由があるのです。

 

 

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