アパレル関係者でもなんでもないけど、お稽古で洋裁習ってます。
パターン検定2級も受けて(まだ合否は出てないけど)、だいぶ本格的になってきてると思うんだけど、どう?
ジャケットのパターン。
黄色は、バストラインね。
赤いところに注目して下さい。
この見返し線は、一応、なめらかな線に直したつもり。
いつもここがカクカクしちゃうけど、それではダメです。
なぜでしょう??
「本では、ここはなめらかな線になってる。」とか、そういう答えではダメですよ~。
なぜカクカクじゃダメなのか?
それでは、
答えいきますよ~~。
答え:
この部分の見返しは、丸いバストの上に乗ってます。
ここで生地がスムーズに動くためには、この部分が斜めの方が、生地が動きやすいんです。
バストトップ周辺に生地が引っかかるより、なめらかに動く方が、
着心地が良いのは想像つくでしょ。
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で、左側は見返しのパターンね。
この時点では、このパターンは前から見た時の単純な平面のパターン。
次に、平面の衿が返った時の布の厚み分を、出す。
単純に布の厚みだから、返り線に対して平行に出す。
でも、この平行っていうのが、切り開くと、正確にするのが難しくない?
目分量っていうのもあるけど、それは器用な人しか出来ませぬ。
「正確に出来ない。。というのではなく、
正確に出来る方法でやる。」という、五十嵐先生の教えは、次のとおり。
返り線に対して、直角になる線を引く。
(紙をカッターで切るので、紙の端まで線を引く。)
返り線を含む逆コの字型に切り取り、
平行に動かす(緑の線に沿って動かす)。
単純な事だけど、知らなければこのやり方は思いつかないのよ。。
ピッ―ーって適当に切っちゃう。
見返しは、表身頃より内側にあるから、
その部分の操作も有るんだけど、それはまた機会があれば。。
「内回りだから、単純に小さい。」と思ってたけど、それには理由があるのです。
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