昨日の日経には、香川大学希少糖研究センターの研究成果も載っていた。
内容は、
『香川大学を中心に、約10年にわたり産学官の研究を進めて来たが、今年は希少糖を
使った甘味料の“スティックシュガー”などの新しいビジネスが生まれた』
『希少糖は自然界に微量しか存在しない約50種の糖の総称で、今迄は入手が難しく応用
開発研究も困難であったが、自然界に大量に存在する天然型単糖(ブドウ糖、果糖など)
から、新規に発見した酵素を使って大量に生産する事が可能になった』
『今年は、この技術で作った希少糖“D-プシコース”を使って“スティックシュガー”を商品
化し、今後は“アロース”の医療分野への応用研究を進める』
『“D-プシコース”は、砂糖の7割程度の甘さがあり、体内で分解されない為にゼロカロリ
ーで済み血糖値の上昇を抑制する効果もあるので、糖尿病の人や予備軍の人にとって
極めて効果的な糖だ』
『“アロース”には、抗酸化作用があるので高血圧や脳梗塞などに有効性を期待しており、
がん細胞の増殖を抑える効果にも期待している』
というものだ。
基礎研究の分野では“死の谷”という言葉があり、基礎研究を基に応用研究や事業化を
進める中で、資金や人材不足などにより事業化が難しい状態の事を言うそうだ。
香川大学で研究を始めた約30年前には「何の役に立つのか?」と言われたそうだが、
“死の谷”を乗り越えて事業化に漕ぎつけた研究者達に脱帽だ!
〔糖の分類〕…Wikipedia から引用
・単 糖(それ以上加水分解されない糖類)
グルコース(ぶどう糖)、フルクトース(果糖)、ガラクトース、マンノース、リボースなど
・二 糖(単糖2分子が結合したもの)
マルトース(麦芽糖)、スクロース(ショ糖、砂糖)、ラクトース(乳糖)、トレハロースなど
・三 糖(単糖3分子が結合したもの)
・オリゴ糖(単糖が2~20分子程度結合したもの)
・多 糖(単糖が2桁以上結合したものを言う事が多い)
内容は、
『香川大学を中心に、約10年にわたり産学官の研究を進めて来たが、今年は希少糖を
使った甘味料の“スティックシュガー”などの新しいビジネスが生まれた』
『希少糖は自然界に微量しか存在しない約50種の糖の総称で、今迄は入手が難しく応用
開発研究も困難であったが、自然界に大量に存在する天然型単糖(ブドウ糖、果糖など)
から、新規に発見した酵素を使って大量に生産する事が可能になった』
『今年は、この技術で作った希少糖“D-プシコース”を使って“スティックシュガー”を商品
化し、今後は“アロース”の医療分野への応用研究を進める』
『“D-プシコース”は、砂糖の7割程度の甘さがあり、体内で分解されない為にゼロカロリ
ーで済み血糖値の上昇を抑制する効果もあるので、糖尿病の人や予備軍の人にとって
極めて効果的な糖だ』
『“アロース”には、抗酸化作用があるので高血圧や脳梗塞などに有効性を期待しており、
がん細胞の増殖を抑える効果にも期待している』
というものだ。
基礎研究の分野では“死の谷”という言葉があり、基礎研究を基に応用研究や事業化を
進める中で、資金や人材不足などにより事業化が難しい状態の事を言うそうだ。
香川大学で研究を始めた約30年前には「何の役に立つのか?」と言われたそうだが、
“死の谷”を乗り越えて事業化に漕ぎつけた研究者達に脱帽だ!
〔糖の分類〕…Wikipedia から引用
・単 糖(それ以上加水分解されない糖類)
グルコース(ぶどう糖)、フルクトース(果糖)、ガラクトース、マンノース、リボースなど
・二 糖(単糖2分子が結合したもの)
マルトース(麦芽糖)、スクロース(ショ糖、砂糖)、ラクトース(乳糖)、トレハロースなど
・三 糖(単糖3分子が結合したもの)
・オリゴ糖(単糖が2~20分子程度結合したもの)
・多 糖(単糖が2桁以上結合したものを言う事が多い)