里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ムラサキミミカキグサの実生、開花

2011年11月19日 | 山野草の繁殖
ヤフオクでムラサキミミカキグサ の種を買い、実生を試みたがどうやら開花したらしい?
H23.4.22、種を購入。

種は非常に小さく、まるで微塵だ。
H23.4.22、播種。

6号鉢へミズゴケを入れ、鉢ごと腰水にした状態で種を振りかけた。
種が小さい為に、如雨露で水をかけると流れてしまうので、以後も腰水で管理するのだそうだ。
H23.9.21、発芽。

何時の間にか小さな葉がたくさん出ていたが、どうやら発芽したらしい?
未だ葉の長さは5~8mmしかない。
本来なら8月頃に花が咲くらしいのだが、果たして花を見る事が出来るのか、ちょっと心細い。
H23.11.19、開花?

草丈は約3cmで、小さな花らしきものをつけていたが、色は紫色ではない。
どうやら花が終わった後らしい。

よく見ると、紫色の花をつけているものがあった。
草丈は1cm足らずで、図鑑に載っていた10cmにはほど遠く、どうも成長が悪かったらしい?
花は虫眼鏡が必要なほど小さく、道理で花が咲いているのに気が付かなかった筈だ!

ムラサキミミカキグサ、紫耳掻き草(タヌキモ科、タヌキモ属)
全国の湿原に自生する多年草で、地下茎についた捕虫嚢でプランクトンを捕食する。
泥中に細い地下茎があり、その節から根と3~8mmのヘラ形の葉が伸びる。
花期は8~9月で、高さ10cm程度の花茎を伸ばし、その先に径が4mm位の淡紫色の
花を1~4個つける。
〔名前の由来〕
花の色が紫色で花後に残った果実の形が耳掻きに似ているので“ムラサキミミカキグサ
と名づけられた。