里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

首都直下地震

2012年01月23日 | 天変地異
読売新聞 1月23日の報道によれば、
M7級の首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生するという試算を
 東京大学地震研究所の研究チームがまとめた…』
のだそうだ。
 
東京都が想定している東京湾北部地震(M7.3)における被害を調べてみると、
震度は、娘の住んでいる世田谷区は6弱、夫の勤務先の品川区は6弱~6強で、
・冬の夕方18時に発生し、風速が15m/秒と想定した場合の都全体の被害予測は、
 死者約7,000人、負傷者約16万人、地震火災は約40万棟、帰宅困難者や避難者
 は約400万人にも達する大惨事となるらしい!

震度分布図及び被害状況の抜粋〕…以下、東京都防災HPから引用

被害内容東京都防災会議想定中央防災会議想定
死 者
6,413人
7,800人
負傷者
160、860人
建物倒壊
126,523棟
約120,000棟
地震火災
345,063棟
約410,000棟
帰宅困難者
4,476,259人
約390万人
避難者
3,990,231人
約310万人

東北地方太平洋沖地震に続いて福島第一原発事故が起き、日本中が苦しんでいる
というのに、首都圏がこんな大地震に襲われたのでは堪らない!
娘の知り合いには、四国へ移転してしまったり、なかにはカナダへ移住した人もいる
そうだが、その気持ちが分からなくもない。
庶民は、叶わぬ時の神頼みで、せめて愛宕神社(主祭神:火神の迦倶槌命)にお参
りするしかなさそうだ!

〔震度階級〕
階級
人 間
屋内と屋外の状況
建物の状況
6弱立つのが困難・固定してない重い家具の多くが移動・転倒し、開かなくなるドアが多い
・かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損落下する
・耐震性の低い木造住宅では倒壊するものがある
・耐震性の低いビルでは壁や柱が破損するものがある
6強這わないと動けない・固定してない重い家具の殆どが移動・転倒し、戸が外れ飛ぶ事がある
・多くの建物で壁のタイルや窓ガラスが破損落下し、補強されていないブロック塀の殆どが
 崩れる
・耐震性の低い木造住宅では倒壊するものが多い
・耐震性の低いビルでは倒壊するものがある
自分の意志で行動できない・殆どの家具が大きく移動し、飛ぶものがある
・殆どの建物で壁のタイルや窓ガラスが破損
 落下し、補強されているブロック塀も破損するものがある
・耐震性の高い木造住宅でも傾いたり大きく破壊するものがある
・耐震性の高いビルでも傾いたり大きく破損するものがある