里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

六十数年来の宿題、“石鎚山”

2008年06月04日 | 
残念ながら四国ではなく、我が家の南で牛の背中のように見える“石鎚山”。
長年登ってみたいと思いながらつい後回しにしていたのだが、雨の中休みの今日、
六十数年来の宿題をようやく片付けた。

(自宅近くの丘から南に見える神辺平野)


先ず、車で登って行くと殆ど頂上尾根の牛の背中に近い場所に“八反田”という集
落があった。 
丁度、年配のご婦人が居られたので尋ねてみると、
「私は嫁いで来たのだが、その時は田が8反しかないのかと思った!?」
「嘗ては9軒あったのだが今は1軒しか住んでいなくて、私も下に住んでいる」
「息子はもう止めろと言うのだが、健康の為に連れて来て貰ってこうして畑仕事を
 している」
と、陽気な返事が返って来た。
何しろ標高が275mもある不便な所なので、さぞ苦労されたのであろうか腰が90°
に曲がっていたが、私など足元にも及ばない働き者で脱帽だ!

少し登ると頂上尾根の三叉路に着いたが、
その東側には中継塔と石鎚神社(本殿?)があるだけで眺望は全く良くない。


西側には中継塔に続いて石鎚神社(拝殿?)があり、

神社の前はパラグライダーのテイクオフ場になっている。
足元の芦田川河川敷に降りるらしいが、ここから飛び降りる勇気には脱帽だ!
 
お陰で北側の眼下に広がる、大昔海だったと言う説もある、神辺平野を一望する事
が出来る。 今日は水蒸気で少し霞んで見えるがそれでも眺めは素晴しい!

六十数年来の宿題が解けて二重に気持ちが良い!
明日は又雨だそうだが、今日の山行で暫くは我慢できそうだ。


 

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